「今日はうまくいった。しかし、イエローフラッグとレッドフラッグの連続で僕たちが期待していた周回数をこなすことができなかった」と語るのは初日の全体ベストタイムをマークしたアロンソ。
「WECでは初めての富士なのでもう少し走りたかったが、それでもクルマのバランスの点では好調な一日だったといえるだろう。僕たちはいくつか微調整を行なったが、ベースラインはとても良好でクルマの出来に満足している。明日もトラブルのない一日であることを祈っているよ」
また、チームメイトの一貴も「赤旗中断はともかく、すべてがスムーズに進んだのは喜ばしいことです」とコメント。
「走行機会が短くなったのにもかかわらず、僕たちのクルマはとても力強かった。多少変更を加えていますが、全体的にはいい状態にあり、気分良くドライブすることができました」
一方、2回のセッションでいずれも僚友の後塵を拝す形となった7号車トヨタの可夢偉は「僕たちはクルマの最適なバランスを見つけるために努力を続けていますが、まだいくつかこなさなければならない作業があります」と語った。
「両方のセッションで赤旗中断があり、予定していたよりも走ることができませんでした。今後は多くのデータの中からクルマの最適なバランスをとるための材料を探し、明日に向けてクルマを改善していきます」
2017年にチームに加入したロペスは「僕は昨年、ドライコンディションで富士を走れていなかったから今日はスリックタイヤで走れることを望んでいたんだ」と初日を振りかえった。
「(走り始めに比べれば)クルマは全体的にかなり良くなってきたよ。アタックでもトラフィックに捕まりながらも良いラップタイムを出すことができた」
「まだバランスに関して100%満足しているわけではないから、明日も調整を続けていく必要がある。8号車とのギャップを近づけるために努力を続けていくよ」