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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.10.14 14:27
更新日: 2018.10.14 20:09

WEC富士:決勝3時間時点で7号車トヨタ首位。ウエットからドライに変わる路面を小林可夢偉が力走

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ル・マン/WEC | WEC富士:決勝3時間時点で7号車トヨタ首位。ウエットからドライに変わる路面を小林可夢偉が力走

 富士スピードウェイで行われている2018/19年“スーパーシーズン”第4戦富士は6時間レースの折返しを迎え、現在はTOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタTS050ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)が総合首位に立っている。
 
 予選日の夜から降りだした雨が小康状態にはなったものの、断続的に降り続く状況で迎えた2018年のWEC富士決勝は、気温13度、ウエット路面の16度というコンディションのなかでスタートが切られた。
 
 オープニングラップは中嶋一貴がステアリングを握る8号車トヨタTS050ハイブリッドがホールショットを決める一方で、後方ではレベリオン・レーシングの1号車と3号車レベリオンR13・ギブソンが激しい同門対決を展開する。この争いはアンドレ・ロッテラー駆る1号車R13が制することとなるが、この間に総合8番手からスタートした可夢偉の7号車トヨタが背後に迫り、2周目には総合3番手に浮上している。
 
 また、可夢偉の浮上とともにジェンソン・バトン、ステファン・サラザンがドライブするSMPレーシングのBRエンジニアリングBR1・AER勢も速さを見せレベリオン勢の間に割り込んだ。
 
 そんななか2番手の7号車トヨタは早々にピットに戻り、タイヤを交換してコースに復帰する。この直後コース上ではサラザンの17号車BR1から左フロントタイヤが脱落してしまい、SMPの1台が上位争いから離脱している。
 
 その後、ホームストレートで石川資章がドライブするMRレーシングの70号車フェラーリ488 GTEの右リヤタイヤがバーストするアクシデントによってセーフティカー(SC)が導入される。このSCランは、導入中に2コーナーの先で3号車R13がクラッシュしたこともあり、リスタートまで30分を要した。

 この間、徐々に路面状況が回復してきたことからトヨタの2台を含む多くのマシンがピットインを行うが、上位陣では唯一バトンの11号車BR1だけがステイアウトを選択。この結果、11号車BR1はリスタートが切られた1時間の時点で総合首位のマシンとなっている。

17号車BRエンジニアリングBR1・AER
17号車BRエンジニアリングBR1・AER
レースは序盤からセーフティカーが導入される波乱含みの立ち上がり
レースは序盤からセーフティカーが導入される波乱含みの立ち上がり
クラッシュした3号車レベリオンR13・ギブソン
クラッシュした3号車レベリオンR13・ギブソン
クラッシュした3号車レベリオンR13・ギブソン
クラッシュした3号車レベリオンR13・ギブソン


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