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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.11.16 18:30
更新日: 2018.11.17 01:33

WEC上海:雨中の走行初日はトヨタ1-2も、LMP1ノンハイブリッド勢がコンマ4秒差に迫る

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ル・マン/WEC | WEC上海:雨中の走行初日はトヨタ1-2も、LMP1ノンハイブリッド勢がコンマ4秒差に迫る

 11月16日、WEC世界耐久選手権第5戦上海のフリープラクティスが中国、上海国際サーキットで行われ、ウエットコンディションで行われたFP1ではTOYOTA GAZOO Racingの8号車トヨタTS050ハイブリッド(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソ組)が総合トップタイムをマーク。同じく雨天のなかで実施されたFP2は、7号車トヨタTS050ハイブリッド(小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス/マイク・コンウェイ組)が全体首位に立っている。

 アジアラウンド2戦目、上海の走行初日は事前の予報どおり霧雨がサーキット全域に落ちるなかで現地11時、90分間のFP1が開始された。午前中に実施されたタイヤテストセッションに続き、この日2度目の走行となったLMP1勢では、まず計測5周目にジェンソン・バトン駆るSMPレーシングの11号車BRエンジニアリングBR1・AERが2分00秒369というタイムでタイムシートの最上段に座った。

 その後、約1時間にわたってこのタイムが更新されることなくセッションが進んでいくが、チェッカーまで10分を切ろうかというタイミングでトヨタTS050ハイブリッド勢が動く。

 ブエミがドライブする8号車トヨタと、ロペスの7号車トヨタは相次いでペースアップするとバトンのタイムをブレイク。最終的にブエミが1分54秒768というタイムをマークしてFP1最速を記録。これにロペスが約1.4秒差で続き2番手に。3番手にはマテボス・イサーキャン駆るSMPレーシングの17号車BRエンジニアリングBR1・AERが入っている。

 その他のクラスでは、母国凱旋レースとなるジャッキー・チェン・DCレーシングの37号車オレカ07・ギブソン(ジャズマン・ジャファー/ウェイロン・タン/ナビル・ジェフリ組)が2分02秒923でLMP2クラストップに。

 LM-GTEプロクラスは2分09秒830をマークしたBMWチームMTEK、81号車BMW M8 GTE(マーティン・トムチェク/ニック・キャツバーグ組)がトップに立ち、GTEアマクラスではTFスポーツの90号車アストンマーチン・バンテージ(サリ・ヨルック/ジョナサン・アダム/チャールズ・イーストウッド組)が、81号車BMWを除くGTEプロ車両全車のタイムを上回る2分11秒764でクラス首位となっている。

■降雨が続くFP2もトヨタが首位。ロペスが一貴のタイムを上回る

ジェンソン・バトンが乗り込む11号車BRエンジニアリングBR1・AER
ジェンソン・バトンが乗り込む11号車BRエンジニアリングBR1・AER

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