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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.12.14 12:31
更新日: 2018.12.14 12:34

WEC:LMP1参戦中のバイコレス、2020/21年導入の“ハイパーカー”参入を計画

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ル・マン/WEC | WEC:LMP1参戦中のバイコレス、2020/21年導入の“ハイパーカー”参入を計画

 WEC世界耐久選手権のLMP1クラスに参戦しているバイコレス・レーシング・チームは、2020/2021年シーズンから導入予定のハイパーカー規定に準じたオリジナルマシンを制作する意向を明らかにした。

 トヨタとアストンマーチンという自動車メーカーに加えて、アメリカのマニュファクチャラーであるスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウスが参入するとみられている2020/21年のWECハイパーカー規定。

 2014年からプライベーターチームとしてLMP1クラスに参戦しているバイコレスのマンフレディ・ラベット代表は、今年12月上旬にテクニカルレギュレーションの概要が明かされた、新しいプラットフォームに合致するクルマを作りたい旨を明らかにした。

「我々は新規定が導入される2020年シーズンにその場に居たいと思っており、すでに取り組んでいる。まずはともに戦うビジネスパートナーを探すことが必要だ」ラベット氏はEndurance-Infoに語った。

「(チームを率いるコリン・)コレス博士はこのカテゴリーに挑戦することを望んでいる。我々はレギュレーションに関していくつか明確化されていない項目が公表されることを待っている状況だが、(現時点で)提案されたパッケージはバイコレスがその一部になりたいと考えさせるものだ」

 ラベット氏は、おそらくシャシーは社内で作られることになるが、新しい規則の下で必要となるハイブリッドシステムを含むパワートレインについては現在、検討を進めていると語った。

 また、氏は今季のWEC“スーパーシーズン”で同チームに3リッターV6ツインターボエンジン『VRX 30A』を供給しているニッサン/ニスモとの関係を継続したいともコメントした。

「新しい規則はまだ表に出てきたばかりなので、時間をかけて評価する必要がある」

「私個人としては、ACOフランス西部自動車クラブとFIA国際自動車連盟はWECを正しい方向に進めていると考えているよ。誰もがそこにたどり着くだろう」

■最終目標はル・マン総合優勝

バイコレスのマシンはニッサンの3.0リッターV6ツインターボエンジンを搭載している
バイコレスのマシンはニッサンの3.0リッターV6ツインターボエンジンを搭載している

この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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