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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.01.07 11:55
更新日: 2019.01.07 12:04

マツダの快進撃止まらず、新レコードで特別予選1-2。ニッサンDPiも速さみせる/IMSAデイトナテスト最終日

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ル・マン/WEC | マツダの快進撃止まらず、新レコードで特別予選1-2。ニッサンDPiも速さみせる/IMSAデイトナテスト最終日

 IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの公式テスト“ロア・ビフォア・ロレックス24”の最終日が1月6日、デイトナ・インターナショナル・スピード・ウェイで行われ、連日トップタイムを記録しているマツダチーム・ヨースト勢が3日目も最速ラップを刻んでテストを締めくくった。

 前日に引き続き晴天に恵まれたデイトナ。1月24~27日に行われる開幕戦デイトナ24時間に向けた最終調整の場となる今テストの3日目は、最高峰カテゴリーのDPiをはじめ、LMP2、GTル・マン(GTLM)クラスを対象とした2回のテストセッションに加えて、本戦で使用するピット位置を決定する“予選”が実施された。

 予選を前にして行われた午前のセッションでは、ハリー・ティンクネルがドライブするマツダチーム・ヨーストの55号車マツダRT24-Pが1分34秒224というトップタイムをマークすると、僚友77号車マツダDPiが0.392秒差で続いた。

 3番手には元F1ドライバーのフェリペ・ナッセを擁する2018年王者、ウェレン・エンジニアリング・レーシングの31号車キャデラックDPi-V.Rが入り、ファン・パブロ・モントーヤのドライブで6番手タイムを記録したアキュラ・チーム・ペンスキーの6号車アキュラARX-05までが1分34秒台のタイムを並べている。

■マツダの2台だけが1分33秒台入り

 テスト最終日も好調を維持するマツダ勢は、ピットガレージセレクションの意味合いを持つ予選でも抜群のスピードを披露。最速ラップを刻んだ77号車マツダDPiのオリバー・ジャービスは、計測2周目に1分33秒848というタイムでジョーダン・テイラー駆るコニカミノルタ・キャデラックDPi-V.Rの10号車キャデラックを上回ると、翌周には自己ベストを更新する1分33秒398をマークしてみせた。

 これに続いたのはティンクネルの55号車マツダDPiで、マツダ勢がトラックレコード(非公式)を更新するタイムで見事ワン・ツー。戦略上有利に立てる1コーナー寄りのピットガレージ使用権を獲得した。

 マツダの2台に続いたのは、リッキー・テイラーがアタックを担当したアキュラ・チーム・ペンスキーの7号車アキュラARX-05 DPiだ。なお、タイムは1分34秒261とトップから0.838秒引き離された。

 4番手以下は昨年のデイトナ24時間ウイナーであるマスタング・サンプリング・レーシングの5号車キャデラックDPi-V.Rを先頭に、31号車キャデラックDPi、10号車キャデラックDPi、6号車アキュラDPi、50号車キャデラックDPiを走らせる新参のユンコス・レーシングというトップ8に。コア・オートスポーツの54号車ニッサンDPiはオーナードライバーがステアリングを握ったこともあり、クラス最後尾の11番手に留まっている。

■予選最後尾のニッサンDPiが最終セッションでトップタイム

コア・オートスポーツの54号車ニッサンDPi
コア・オートスポーツの54号車ニッサンDPi
ファン・パブロ・モントーヤを擁するアキュラ・チーム・ペンスキーの6号車アキュラARX-05
ファン・パブロ・モントーヤを擁するアキュラ・チーム・ペンスキーの6号車アキュラARX-05
コルベット・レーシングの3号車シボレー・コルベットC7.R
コルベット・レーシングの3号車シボレー・コルベットC7.R


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