「10分程の間に4つの季節が訪れたような不安定な天候のレースだった」と大荒れのレースを振り返ったコンウェイ。
「我々は技術的な問題により数ラップを失ってしまった。それまで我々は十分なリードを保てており、本当に速く、全員が良い仕事をしていたんだ」
「ホセ(-マリア・ロペス)と可夢偉のふたりは、可能な限りポジションを回復すべく激しく追い上げたが、セーフティカーの導入により、完全には遅れを取り戻せませなかった。与えられた状況のなかで、僕たちにできるベストを尽くしたと思います」
また、ロペスもコンウェイと同様に「できることをすべてやり尽くした。だから、がっかりはしていない」と語る。
「(7号車が)最速のクルマであることを示すことができたし、そのことをとても誇りに思うよ。やるべきことはすべて上手くでき、ひとつのミスもなかった。残念ながら結果は上手くはいかなかったけれど、これがレースと言うものだよ」
「我々はル・マン優勝という、もうひとつの大きな目標に向け、全力で立ち向かって行く予定だ!」
トラブル発生時にマシンのステアリングを握っていた可夢偉は、「勝てるクルマでしたし、技術的な問題が起こるまではすべてが上手くいっていましたので、大変もどかしいレースとなりました」とコメント。
「レースでは起こりうることですが、今シーズンはここまで何の問題も起きていませんでしたので残念です」
「我々は挽回するために最善を尽くし、良いパフォーマンスを示しましたが、これだけの時間を失ってしまった後では、表彰台に上がるチャンスは実質失われていました」