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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.06.03 12:14
更新日: 2019.06.03 18:28

ル・マンテストデー:SMPが最速350km/hをマーク。トップタイムは連覇狙うトヨタ8号車

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ル・マン/WEC | ル・マンテストデー:SMPが最速350km/hをマーク。トップタイムは連覇狙うトヨタ8号車

 最多20台が出走したLMP2クラスはトップ3が3分28秒台後半で並んだ。このなかでクラス首位につけたのはジャッキー・チェン・DCレーシングのホー・ピン・タン、ステファン・リケルミ、ガブリエル・オーブリー組38号車オレカ07・ギブソン、タイムは3分28秒504だった。

 クラス2番手は3分28秒769をマークしたドラゴンスピードの31号車オレカ。シグナテック・アルピーヌ・マットムートの36号車アルピーヌA470・ギブソンが、そこから0.228秒遅れのクラス3番手に入っている。

“激戦区”として知られるLM-GTEプロクラスは、その異名のとおり大接戦具合がタイムに表れた。クラストップにつけたのはコルベット・レーシングの63号車シボレー・コルベットC7.R(ヤン・マグヌッセン/アントニオ・ガルシア/マイク・ロッケンフェラー)だが、同車が記録した3分54秒001からわずか0.031秒後方にはフォード・チップ・ガナッシ・チームUKの67号車フォードGTがつけ、そこから1000分の4秒差の3番手には64号車コルベットC7.Rが入った。

 AFコルセの71号車フェラーリ488 GTE Evo以下クラス4番手以降も僅差で並び、最終的に17台中12台がトップから1秒以内に収まる結果となっている。

 日本人ドライバー4名が参戦するLM-GTEアマクラスではフェラーリ勢が速さをみせ、新車を投入しているウェザーテック・レーシングの62号車フェラーリ488 GTE(クーパー・マクニール/トニ・バイランダー/ロベルト・スミス組)以下、トップ5を跳ね馬が独占。

 そのなかで木村武史、ケイ・コッツォリーノが乗り込むCar Guy Racingの57号車フェラーリは、トップから0.473秒差の3分57秒335というタイムでクラス4番手につけた。

 また、同じくフェラーリ488を使用してWECにフル参戦中の石川資章率いるMRレーシングは3分58秒048でクラス8番手に。今戦、星野敏を迎えているデンプシー・プロトン・レーシングの88号車ポルシェ911 RSRはクラス14番手で事前のテストを終えている。

 テストデーを終えた2019年ル・マン24時間はこの後、4日にロールアウトテストが常設のブガッティ・サーキットが行われる予定だ。

ジャッキー・チェン・DCレーシングの38号車オレカ07・ギブソン
ジャッキー・チェン・DCレーシングの38号車オレカ07・ギブソン
38号車オレカ07(左)と63号車シボレー・コルベットC7.R(右)
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カラーリングが施されていない状態で登場したドラゴンスピードの10号車BRエンジニアリングBR1・ギブソン
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ブルモスカラーをまとうポルシェGTチームの93号車ポルシェ911 RSR
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GTEアマクラス初登場のフォードGTはキーティング・モータースポーツが走らせる
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GTEプロクラス2番手につけたフォード・チップ・ガナッシ・チームUKの67号車フォードGT
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2019ル・マンテストデー 最高速ランキング
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この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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