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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.06.11 14:03
更新日: 2019.06.12 11:24

ル・マン24時間:4人の日本人ドライバーも登場。公開車検2日目は注目GTEマシンが目白押し

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ル・マン/WEC | ル・マン24時間:4人の日本人ドライバーも登場。公開車検2日目は注目GTEマシンが目白押し

 フランス、ル・マン市内のリパブリック広場で6月10日、ル・マン24時間レースの公開車検2日目が開催され、LM-GTEアマクラスに参戦する日本勢などが登場。集まった観客たちの前で車検やトークショー、記念撮影などが行なわれた。

 夜中には強い雨に見舞われたル・マンだったが、10日朝までにはそれも上がり、曇り空の下、2日目のプログラムがスタートした。この日は午前中から車検が始まり、前日予定されていながら姿を見せなかったシグナテック・アルピーヌ・マットムートのLMP2カーを含めた41台が、夕方までにリパブリック広場に登場している。

 日本勢では、MR Racingの石川資章が最初に登場。テストデーでの感触を聞くと、明るい表情を見せた。

「今年はフェラーリでも、ポルシェやアストン(マーティン)を直線で追い越すことができた。1周のラップタイムはいいと思う」

「ベストタイムはオリビエ(・ベレッタ)がオールドタイヤでマークしたものなので、セットアップは相当進んでいますよ。あとは、レースウイークのBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)がどれだけ変わるか、というところでしょう」

 12日からの走行では雨交じりのコンデイションが予想されているが、「どうしても僕らブロンズ(カテゴリーのドライバー)というのは、状況にアジャストするのに時間がかかる。それを1周でも短くできるようにしたい」と、前向きな姿勢だ。

 続いてル・マン初参戦となるCar Guy Racingが登場。鮮やかなイエローのマシンは現地のファンやメディアの間でも注目度が高く、マシンが広場に登場するとさかんにシャッターが切られる。

「緊張感はないです。長いレースウイークなので、のんびり楽しんでいます」という木村武史は、「路面がスリッピーなので、初めてだとそこが難しいですね。ブレーキをロックさせちゃうのが怖い。ただ、まだ80%くらいで走っているので、4分00~01秒くらいのラップを刻んでいければいいかなと思います。まぐれでもいいので、表彰台に登りたいですね」と意気込みを語った。

■初参戦のケイ・コッツォリーノ、サルト・サーキットは「グリップがまったくしない」

公開車検に姿をみせたCar Guy Racingの(左から)木村武史、コム・レドガー、ケイ・コッツォリーノ
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カラーリングを刷新したリシ・コンペティツィオーネの89号車フェラーリ488 GTE Evo
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フォード・チップ・ガナッシ・チームUKの66号車フォードGT。1967年のル・マンウイナー、フォードMk.IVをイメージしたリバリーを採用している
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シグナテック・アルピーヌ・マットムートの36号車アルピーヌA470・ギブソン
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MR Racingの(左)からオリビエ・ベレッタ、石川資章、エドワード・チーバー
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アストンマーティン・レーシングの95号車アストンマーティン・バンテージAMR。ドア部の59というナンバーは同ブランドのル・マン初優勝年、1959年を意味する
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