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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.06.25 06:40
更新日: 2019.06.24 16:54

ブランパンGTアジア:ポルシェ勢躍進の第3大会鈴鹿。木下&砂子組BMWが母国ウインで4勝目

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ル・マン/WEC | ブランパンGTアジア:ポルシェ勢躍進の第3大会鈴鹿。木下&砂子組BMWが母国ウインで4勝目

 日曜に行われた第6戦は定刻から5分遅れでレースがスタート。オープニングラップは21日の予選でポールを奪った88号車メルセデスが首位を守った。

 88号車を駆るアレッシオ・ピカリエロはその後、ハイペースで後続を引き離しにかかるが、2番手につけるマルコ・ホルツァー繰るパンサー/AASモータースポーツの918号車ポルシェ911 GT3 Rがこれをピッタリとマークし、88号車メルセデスの独走を許さない。トップを争う2台はそのまま、3番手以下を10秒以上引き離してのマッチレースを展開していく。

 スタートから36分後、全車がピットインを終えた段階で、デグナーで起きたアクシデント処理のためセーフティカー(SC)が導入される。これによって3番手以下に大きなギャップを築いていた88号車メルセデスと918号車ポルシェのアドバンテージは消滅することに。
 
 レースは残り16分でリスタートを迎えるが、直後に7番手を走っていた666号車ランボルギーニ・ウラカンGT3がコースアウトしたことで再びSCランとなった。
 
 チェッカーまで残り5分、2度目のリスタートが切られると、ピットアウト後3番手にポジションアップしたハブオート・コルサの27号車フェラーリ488 GT3が918号車ポルシェをオーバーテイクして2番手に浮上する。

 27号車を駆る坂本祐也はその勢いのまま首位を行く88号車メルセデスをも交わしにかかったが、シケインで痛恨のオーバーシュート。これによって918号車と911号車ポルシェに先行を許しポディウム圏外へと落ちてしまった。
 
 その後のファイナルラップでは上位が数珠つなぎのままフィニッシュラインになだれ込み、最終的に88号車メルセデスが2位にコンマ3秒差、2位となった918号車も911号車ポルシェと0.228秒差という僅差でチェッカーを受けた。坂本駆る27号車は4位に終わった。
 
 GT4クラスではBMW Team Studieの81号車BMW M4 GT4がポール・トゥ・ウインで今季4勝目をマーク。前日の第5戦では追突を受け、悔しい結果となったチームが見事雪辱を果たしている。

 ブランパンGTワールドチャレンジ・アジアの次なる戦いの舞台は富士スピードウェイだ。日本連戦の第2ラウンドとなるシリーズ第7、8戦は7月6~7日に行われる。

鈴鹿での第6戦で優勝したクラフト・バンブー・レーシングの88号車メルセデスAMG GT3
鈴鹿での第6戦で優勝したクラフト・バンブー・レーシングの88号車メルセデスAMG GT3
パンサー/AASモータースポーツの918号車ポルシェ911 GT3 R
パンサー/AASモータースポーツの918号車ポルシェ911 GT3 R
第5戦、第6戦をともに4位で終えたハブオート・コルサの27号車フェラーリ488 GT3
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BMW Team Studieの81号車BMW M4 GT4
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