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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.08.18 12:13
更新日: 2020.08.18 12:21

山中信哉、ル・マン初挑戦へ。ユーラシア・モータースポーツがLMP2ラインアップ発表

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ル・マン/WEC | 山中信哉、ル・マン初挑戦へ。ユーラシア・モータースポーツがLMP2ラインアップ発表

 ユーラシア・モータースポーツは9月19~20日に行われるWEC世界耐久選手権第7戦『ル・マン24時間レース』でのドライバーラインアップを発表。先週末のWECスパ・フランコルシャン6時間レースを戦った山中信哉とロベルト・メリ、ニック・フォスターのトリオが引き続きマシンをシェアすることになった。

 フィリピンのLMP2チームであるユーラシア・モータースポーツは、新型コロナウイルスの影響で9月に開催が延期された第88回ル・マン24時間レースへの出場を予定している。

 先週、チームはベルギーで行われた2019/2020年WEC第6戦スパにスポット参戦しル・マンへの準備を進めたが、このとき35号車リジェJS P217・ギブソンのステアリングを握った山中、メリ、フォスターの3名がフランスの耐久クラシックでも同じマシンをシェアすることが確認された。

 VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーのスター・ドライバーであるシェーン・ヴァン・ギス・バーゲンは当初、ユーラシア・モータースポーツを代表するドライバーとしてル・マン24時間への出場が決まっていた。しかし“SVG”でお馴染みのニュージーランド人は、ル・マンと同じ週末にサンダウンで開催されるVASC第9戦に参戦することから耐久レースへの出場は見送られることに。
 
 また、ユーラシア・モータースポーツには、スーパーGTと全日本スーパーフォーミュラ選手権チャンピオンであるニック・キャシディが所属しておりWECスパ参戦が予定されていたが、コロナ禍における渡航条件の都合上この計画はキャンセルされた。

 このため、チームはキャシディの代役として元F1ドライバーのメリを起用。また山中、キャシディとともにAsLMSアジアン・ル・マン・シリーズを戦ったダニエル・ガントがニュージーランドからの渡航に問題を抱えたことから、フォスターを新たなメンバーとして加えている。

 メリとフォスターにとってはル・マンは2度目の挑戦となる一方、山中は来月のル・マンが自身初挑戦となる。

「ル・マンの“前哨戦”であるスパの厳しい環境下でのレースを戦い、チームは期待したすべてを達成した」と語るのは、ユーラシア・モータースポーツのマーク・ゴダード代表。

「また、クルーはプレッシャーが掛かる選手権のなか、コンディションが目まぐるしく変わっていくレースに対応し、いくつかの簡単な修理を完了した」

「ドライバーたち、特に山中はスパで貴重な経験を経験を積むことができ、来月のル・マンに向けて大きな力をつけたことだろう」

WEC第6戦スパ・フランコルシャン6時間レースにスポット参戦したユーラシア・モータースポーツの35号車リジェJS P217・ギブソン
WEC第6戦スパ・フランコルシャン6時間レースにスポット参戦したユーラシア・モータースポーツの35号車リジェJS P217・ギブソン


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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