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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.11.18 11:14
更新日: 2016.11.18 17:29

TOYOTA GAZOO Racing WEC第9戦バーレーン 公式練習レポート

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ル・マン/WEC | TOYOTA GAZOO Racing WEC第9戦バーレーン 公式練習レポート

2016年11月17日(現地)
トヨタ自動車株式会社
モータースポーツマーケティング部

WEC第9戦 バーレーン6時間 公式練習
TOYOTA GAZOO Racing
決勝レースを見据え、好感触で公式練習初日を終える

 11月17日(木)、FIA世界耐久選手権(WEC)の2016年シーズン最終戦となる第9戦バーレーン6時間レースが開幕。初日は2度の公式練習が行われ、TOYOTA GAZOO Racingは着実なスタートを切った。

TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)

公式練習第1回目:6番手(1分43秒504)、36周
公式練習第2回目:6番手(1分42秒859)、42周

TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)

公式練習第1回目:4番手(1分42秒865)、36周
公式練習第2回目:4番手(1分40秒603)、38周

 TOYOTA GAZOO Racingはこの最終戦で2つの大きな目標、マニュファクチャラーズ選手権2位獲得とドライバーズ選手権のチャンピオンタイトルを獲得に挑む。

 最終戦を前に、マニュファクチャラーズ選手権3位につけるTOYOTA GAZOO Racingのポイントは207点で、同2位のアウディとは15点差。しかし、このレースの獲得ポイントは1位25点、2位18点、3位15点。2台のTS050 HYBRIDの成績次第でアウディを逆転することが可能であり、今シーズン後半の快進撃がそれを裏付ける。

 ドライバーズ選手権はポルシェ#2号車のドライバーが152点でトップだが、2番手のTS050 HYBRID #6号車の小林可夢偉/ステファン・サラザン/マイク・コンウェイは135点で、17点差につける。こちらの得点も同様に優勝25点、2位18点、3位15点に加えてポールポジションで1点。決して簡単ではないが、逆転は不可能ではない。

 こうした背景の下、バーレーン初日は、各々1時間半の公式練習走行が行われた。TOYOTA GAZOO Racingは過去4回のバーレーン6時間レースで2勝を挙げており、このサーキットは得意なコース。19日(土)の決勝レースは現地時間の午後4時にスタートし、午後10時にゴールする。このため、走行初日となる17日(木)は昼夜に渡って変化する環境に適応すべく、精力的に車両セッティングを進めた。

 決勝レースに向けての最重要課題は路面温度の変化にいかに適したタイヤを選択できるか。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは好感触を掴み、昨年のタイムと比較すると3秒以上も速いタイムを記録し、明日の予選、明後日の決勝レースに大きな希望を繋いで初日を終えた。


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