10月9~10日、ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWS第10戦バルセロナがスペイン、カタロニア・サーキットで行われ、アッカASPの88号車メルセデスAMG GT3(ラファエル・マルチェッロ/フェリペ・フラガ/ジュール・グーノン組)がポール・トゥ・ウインを飾り2021年シーズン最後のウイナーとなった。
88号車メルセデスのクルーは、最終戦までもつれた“エンデュランスカップ”のタイトル獲得の権利を有した状態でシーズンのフィナーレイベントとなった今戦に臨んだ。とはいえ、彼らは優勝したとしても自力での王座獲得のチャンスはなく、タイトルの行方はスパ24時間を制してポイントリーダーに立つアレッサンドロ・ピエール・グイディ/コム・レドガー/ニクラス・ニールセン組(51号車フェラーリ488 GTE Evo/アイアン・リンクス)の着順次第という状況にあった。