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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2017.02.06 13:59
更新日: 2017.02.06 15:07

バサースト12時間:88号車フェラーリが優勝。ニッサン勢はトラブルに泣く

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ル・マン/WEC | バサースト12時間:88号車フェラーリが優勝。ニッサン勢はトラブルに泣く

 2月5日、オーストラリアのマウント・パノラマ・サーキットで『リキモリ・バサースト12時間レース』が開催され、ポールポジションからスタートしたマラネロ・モータースポーツのトニ・バイランダー/クレイグ・ロウンデス/ジェイミー・ウインカップ組55号車フェラーリ488 GT3が優勝した。

 インターコンチネンタルGTチャレンジ開幕戦として開催されるバサースト12時間は近年、ヨーロッパの自動車メーカーが注力するレースとなり、今年も多くの強豪チーム、ワークスドライバーがエントリーした。

リキモリ・バサースト12時間ポディウム
リキモリ・バサースト12時間ポディウム

 夜明け前の5日午前5時45分にスタートが切られた決勝レースは、スタート直後に3番手に浮上した8号車ベントレー・コンチネンタルGT3がパンク、予選10番手から上位を狙う23号車ニッサンGT-RニスモGT3はミッショントラブル、スタートから2時間目前で首位に立っていた911号車ポルシェ911 GT3 Rは操舵系トラブルに見舞われるなど、序盤から有力チームが相次いで優勝争いから脱落する波乱の展開となった。

 ポールポジションからスタートしたマラネロ・モータースポートの88号車フェラーリ488も順調とは言えず、トニ・バイランダーが首位で迎えた1回目のリスタート時に、禁止されているウェービングを行ったとして序盤にドライブスルーペナルティを受ける。
 
 また、3時間を過ぎたころにはふたたび首位に浮上していたが4度目のリスタート時に、最終コーナーで2番手を走るSTM/HTPモータースポート22号車メルセデスAMG GT3のクレイグ・ベアードにイン側から追突されスピン。コーナー外側のグラベルにスタックしてしまう。

千代勝正らがドライブした23号車ニッサンGT-RニスモGT3
千代勝正らがドライブした23号車ニッサンGT-RニスモGT3
FPと予選までは好調だったBMW勢だがレースではアクシデントやトラブルで後退
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