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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2022.12.19 07:15
更新日: 2022.12.19 07:17

バレンティーノ・ロッシ、BMW M4 GT3でバサースト12時間デビューへ。WRT46号車のカラーリングも発表

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ル・マン/WEC | バレンティーノ・ロッシ、BMW M4 GT3でバサースト12時間デビューへ。WRT46号車のカラーリングも発表

 12月16日、チームWRTは2023年にBMW M4 GT3を走らせるシリーズ/レースにおけるドライバーラインアップを発表した。既報のとおり『BMW Mチーム WRT』としての公式デビューは2月4〜5日のリキモリ・バサースト12時間レースとなるが、元MotoGPライダーのバレンティーノ・ロッシが同イベントへ初出場することが明らかとなった。

 2022年シーズンまでアウディ陣営として戦っていたベルギー籍のチームWRTは、2024年からBMW Mハイブリッド V8をWEC世界耐久選手権で走らせることに伴い、2023年よりGTレースでもBMW陣営へと移る。

 これまでもチームWRTの一員としてアウディR8 LMS GT3でレースに出場してきたロッシは、BMWファクトリードライバーのマキシム・マルタン、アウグスト・ファーフスとともに、オーストラリアのバサーストに位置するマウント・パノラマサーキットで開催される伝統の12時間レースに初出場することが決定した。

 IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジの一戦に数えられるバサースト出場の後、このトリオはGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ/エンデュランス・カップでも46号車をドライブする。今回の発表では、この46号車のカラーリングも披露された。

2023年のGTワールドチャレンジ・ヨーロッパに参戦するチームWRT46号車BMW M4 GT3のカラーリング
2023年のGTワールドチャレンジ・ヨーロッパに参戦するチームWRT46号車BMW M4 GT3のカラーリング
2022年はチームWRTのアウディR8 LMS GT3でGTWCヨーロッパに出場したバレンティーノ・ロッシ
2022年はチームWRTのアウディR8 LMS GT3でGTWCヨーロッパに出場したバレンティーノ・ロッシ

 一方、WRTのエースナンバーであるゼッケン32をまとうM4 GT3は、ドリス・ファントール/シャルル・ウィーツ/シェルドン・ファン・デル・リンデがステアリングを握り、バサーストおよびGTWCヨーロッパ/エンデュランス・カップに出場する。

 GTWCヨーロッパのスプリント・カップでは、ファントール/ウィーツのコンビが4連覇も目指すとともに、ロッシ/マルタンもまた、5戦で構成されるスプリント・カップのレースへと出場する。

 ロッシはバサーストとGTWCヨーロッパに加えて、1月13〜15日に行われるハンコック・ドバイ24時間レースにも参戦する。ここではWRTの46号車BMW M4 GT3をマルタン、ティム・ホエール、WEC・LMP2ドライバーのショーン・ゲラエルとシェアする予定だ。

 WRTのチーム代表であるヴァンサン・ボッセは、「BMWとの新たなパートナーシップを進め、2023年シーズンに向けて、非常に忙しく、エキサイティングな時期となっている」とスパ・フランコルシャンサーキットに近いスタブローで行われたチームのシーズンエンドパーティで述べた。

「年末の休暇はとても短いものとなるが、今日は我々が大切にしている伝統的な年間パーティーであり、WRTのファミリーの全員がおいしい夕食を囲むことができている」

「BMW M4 GT3の完全なるレースカラーリングと、2023年のレースプログラムのいくつかの要素を発表するには絶好の機会だ」

「我々の最初のレースであるドバイは目前に迫っており、その後、バサーストでBMW MチームWRTとしてデビューすることになる。我々は、これから始まることにとても興奮しており、サーキットを走るのが待ちきれない!」

チームWRTのシーズンエンドパーティの会場にディスプレイされた、2023年のレースリバリーをまとった46号車
チームWRTの46号車BMW M4 GT3
チームWRTの46号車BMW M4 GT3


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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