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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2023.07.10 13:15
更新日: 2023.07.10 13:18

トヨタ7号車がポール・トゥ・ウイン。Dステーションと接触のブエミ「彼らにはお詫びしたい」/WEC第5戦

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ル・マン/WEC | トヨタ7号車がポール・トゥ・ウイン。Dステーションと接触のブエミ「彼らにはお詫びしたい」/WEC第5戦

●小林可夢偉 チーム代表兼ドライバー(7号車)

「今日のこの結果は本当に嬉しいです。非常に強力なライバルと大接戦だったので、ハードにプッシュし攻め続けなくてはなりませんでした。鍵となったのはレース全体をミスなく戦ったことと、タイヤマネジメントでした」

「私の最後の長いスティントは緊張しましたし、本当に大変でした。しかし、フェラーリとのバトルは素晴らしかったですし、今日の勝利でル・マンでの雪辱を少しは果たせたかと思います。チーム、そして、ル・マンの後も本当に多大な支援を続けてくれているパートナーの皆さま、及びサポートいただいている皆さまに感謝いたします」

「8号車も追い上げてポイントを獲得し、チームにとって良い結果でした。彼らは絶対に諦めないという大事な気持ちを示してくれました。シーズンも残り2戦となりましたが、両チャンピオン防衛へ向け全力で臨みます。残り2戦も厳しい戦いになることは間違いありません」

●マイク・コンウェイ(7号車)

「フェラーリのホームで彼らに打ち勝つことができて良かったし、チームのみんなには本当に感謝している。ピットストップは着実かつ迅速で、タイミングもすべて的確でした。とくに最後のピットは素晴らしく、おかげで首位を守ってコースに復帰できた」

「今回の勝利は嬉しいし、ポイント面でチームにも貢献できたと思う。本当に大変なレースだったよ。このレースはタイヤのマネージメントがすべてだとわかっていたし、選択肢は幾つかあった。僕たちの作戦はうまくいき、一時は順位を落としたものの、選択したハードタイヤで、路面温度の上昇やセーフティカーなどもあるなか、順位を取り戻すことができた。そして、ホセが後続とのギャップを築き、可夢偉が最後に素晴らしいスティントで勝利をもたらしてくれた」

●ホセ-マリア・ロペス(7号車)

「厳しい結果となったル・マンの後、ここで勝てたことはとても重要で、チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれました。今日も大変なレースでしたが、GR010ハイブリッドは好調だった。ペースも良く、ピットストップもタイヤ戦略も完璧だった」

「今季3勝目を挙げ、チャンピオン争いに復帰できたのは本当に嬉しいよ。今日は走っていても気持ち良かったし、アタックして首位を奪還し、その後は差を広げることができた。同時に、耐久レースではせっかく築いたマージンがあっという間になくなってしまうこともわかっていた。セーフティカー導入により最後は可夢偉に厳しい戦いを強いることとなってしまったね」

「しかし、彼はその大変な役割を果たし、トップで戻って来てくれた。フェラーリの熱狂的なファンの皆さまの前で勝てて最高の気分だ」

WECモンツァでの勝利を喜ぶトヨタGAZOO Racing7号車のマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス
WECモンツァでの勝利を喜ぶトヨタGAZOO Racing7号車のマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス

●セバスチャン・ブエミ(8号車)

「複雑な感情の入り交じる1日だった。7号車が勝ったことはとても良かったですし、彼らの素晴らしいパフォーマンスを祝福する」

「我々8号車にとっては厳しいレースとなってしまった。僕はスタートで接触を喫し、ペナルティを受け、さらにGTクラスのアストンマーティンとも接触してしまった。彼らにはお詫びしたいと思う」

「もちろん、そこから全力で追い上げて、最終的には多くのポイントを獲得することができた。しかし、我々にとっては厳しい1日だったことは確かだ。次の富士ではもっと良い結果を狙うよ」

●ブレンドン・ハートレー(8号車)

「まず初めに、勝利を挙げたチーム全員へ祝福を送りたい。7号車は可夢偉のポールポジション獲得から、素晴らしい週末だった。彼らはフェラーリとの激戦を制したんだ」

「僕たち8号車は、序盤のアクシデントで周回遅れになってしまったこともあり厳しいレースとなってしまったが、後方から追い上げて、僕は最後にタイトルを争うフェラーリ51号車とホイール・トゥ・ホイールの素晴らしいバトルを楽しむことができた」

「この暑さのなか、3スティント連続で走るのは本当に大変で大きな挑戦だったけど、楽しかったよ。今日は表彰台に立つことはできなかったけれど、我々が見せることができたパフォーマンスには満足している」

●平川亮(8号車)

「フェラーリのホームレースで7号車が優勝してくれたことは良かったですし、彼らの素晴らしい走りに祝福を贈ります。残念ながら我々の8号車はレース序盤にペナルティを受けることとなってしまいましたが、決して諦めることなく追い上げ、順位を上げていきました」

「チェッカーまで諦めずに戦い続けたことで、レース終盤にブレンドンがフェラーリとポルシェをかわしてくれました。最終的にチャンピオン争いで重要なポイントを稼ぐことができましたし、自分たちが見せられたパフォーマンスには満足しています。次は我々のホームレースである富士なので、母国ファンの皆さまの前で多くのハイパーカーを相手に戦うのを楽しみにしています」

8号車トヨタGR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮) 2023年WEC第5戦モンツァ
8号車トヨタGR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮) 2023年WEC第5戦モンツァ


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