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投稿日: 2017.06.05 19:40

関口雄飛 スーパーフォーミュラ第2戦岡山 レースレポート

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スーパーフォーミュラ | 関口雄飛 スーパーフォーミュラ第2戦岡山 レースレポート

関口雄飛 PRESS RELEASE

2017年5月31日

2017年スーパーフォーミュラ第2戦、岡山国際サーキットで、ITOCHU ENEX TEAM IMPULの関口雄飛が大活躍。
ポールポジションからレース1で2位、レース2では見事な逆転優勝を飾る!!

 5月27~28日、岡山県、岡山国際サーキットにおいてスーパーフォーミュラ第2戦が開催されました。開幕戦でまさかのノーポイントに終わった関口雄飛とITOCHU ENEX TEAM IMPULのメンバーは、この日の為にミーティングを重ね、シート合わせを何度もやり直すなど、必勝態勢で岡山に臨みました。

 今回のレースは、2レース制が採用され、ポイントはそれぞれ半分と発表されました。土曜日に開催される第1レースは20分間の予選でグリッドが決まり、ピット作業義務がない30周のスプリントレース。第2レースは日曜日に開催され、ノックダウン方式で予選Q1の上位10台がQ2に進出、グリッドを決定します。決勝レースはタイヤ交換の義務が課された51周のレースです。

 金曜日のフリー走行からトップとほぼ同タイムで2番手をマークし、自信を深めていた関口雄飛は、土曜日朝のフリー走行でもその好調ぶりを発揮し、1分14秒212で6番手タイムをマーク。気温や路面温度に合わせた細かなセッティング変更を施し、予選に臨みました。

 午前10時30分から開始されたレース1の予選では、気温22度、路面温度は32度で快晴のコンディション。まず1分14秒254のタイムをマークした関口雄飛は、後半のアタックに向けてセッティングを微調整。残り6分でふたたびコースインすると、チームの指示も功を奏して、完全なクリアラップを取ることができました。タイミングモニター上で、次々とセクターベストを刻む19号車。

 チェッカーフラッグを受けた瞬間、ピットにも観客スタンドにも驚きの声とどよめきが起こりました。関口雄飛は1分13秒387のタイムをマークし、2位以下を大きく引き離して圧倒的な速さでポールポジションを獲得したのです。

「1セット目にややオーバーステア気味だったので、エンジニアにセッティングを調整してもらい、2セット目のアタックに出ました。コースインしたタイミングは完璧で、チームも岡山国際サーキットで19台のマシンが一斉にアタックに入るとクリアラップが取りづらいことを理解し、最高のタイミングを図って僕をコースインさせてくれました。アトウッドカーブでアウト側に砂が浮いていて、コース幅をめいっぱい使えなかったのですが、セクタータイムはまずまずだったので、そのまま全開で攻めました。ポールポジションは素直に嬉しいです。でもこのタイムは速すぎますね(笑)。決勝は隣がスタートの上手いアンドレ・ロッテラー選手なので、スタート勝負になると思います」と関口雄飛。

関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)

 今回のポールポジション獲得によって、まずは1ポイントが加算されました。午後の決勝レース1は、関口雄飛の不安が的中してしまいました。

 スタートそのものは悪くなかった関口雄飛でしたが、絶妙なスタートを切ったアンドレ・ロッテラー選手が第1コーナーを奪い、関口雄飛は2番手へとポジションダウン。2台のマシンはそのまま終始僅差でレース終盤まで、お互いファステストラップとセクターベストを更新しながら、緊迫した戦いを繰り広げましたが、順位は変わることなくそのまま2位でチェッカーとなりました。


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