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投稿日: 2017.08.20 17:16
更新日: 2017.09.10 22:27

もてぎでオーバーテイク続出。ガスリーがスーパーフォーミュラ4戦目で初優勝

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スーパーフォーミュラ | もてぎでオーバーテイク続出。ガスリーがスーパーフォーミュラ4戦目で初優勝

 2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦もてぎ大会の決勝レースが周回数52周で行われ注目外国人ルーキードライバーのピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)がスーパーフォーミュラ参戦4戦目にて初優勝を飾った。

 午前中のフリー走行ならびに予選Q2、Q3の間は雨の心配する必要がない空模様だったが、ピットウォークが開催された12時前後にはまさかの雨。路面も濡れ、傘や雨カッパをまとってピットを歩く観客の姿が見られた。その後、雨はあがったものの、今後の天候はまったく予測のできない状況のなか、決勝前の8分間のウォームアップ走行が始まった。

 路面は乾いた部分、濡れた部分などまだらな状態が散見されるなか、各車最後の調整のためコースへと繰り出していく。装着したタイヤはソフト、ミディアム半々といったところで唯一、野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だけウェットタイヤを装着、熱入れをし、雨に備えていた。

 走行終盤、20号車のヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が第4コーナー付近でスピンを喫しコース上にマシンを停止。グリッドへの試走時、ピットロード閉鎖時刻に間に合わず、グリッド最後尾からのスタートとなっている。

 グリッド上へは多くのマシンがミディアムタイヤで向かったものの、グリッド上でソフトに履き替えるマシン、ミディアムのままのマシン、一旦ソフトに履き替えたものの、最後の最後にミディアムに戻すマシンなど、戦略は分かれたが、最終的にはソフトタイヤ9台、ミディアムタイヤ10台と半々の割合となった。上位3台はソフトタイヤを装着する。

 路面はさらに乾きつつある中、各車フォーメーションラップへと向かう。全車グリッドに着きグリーンフラッグが振られ、ブラックアウト。ホールショットを奪ったのは2番手スタートの小林可夢偉(KCMG)。ポールポジション(PP)スタートの山下健太(KONDO RACING)は、スタートは悪くなかったものの加速が伸びず2番手へ、1周完了時点では野尻にも抜かれ3番手へと順位を落としてしまった。

 15番手グリッドの塚越広大(REAL RACING)はストールし、最後尾に落ちている。

 ソフトタイヤとミディアムタイヤが入り乱れている中団や後方では若干の順位変動は見られるものの、5周走行したあたりでトップ集団の隊列は一旦整い、上位3台が後方を引き離していくのかという展開へ。


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