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投稿日: 2017.09.11 10:54

スーパーフォーミュラ:TOYOTA GAZOO Racing 2017第5戦オートポリス レースレポート

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スーパーフォーミュラ | スーパーフォーミュラ:TOYOTA GAZOO Racing 2017第5戦オートポリス レースレポート

2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 オートポリス
2年ぶりのオートポリスはソフトタイヤ導入による戦略戦。
後方スタートのローゼンクビストが2位、大嶋が3位表彰台獲得

 スーパーフォーミュラの第5戦が2年ぶりの九州・オートポリスで開催。ソフトタイヤ導入により終盤まで順位が入れ替わる多様な戦略戦となったレースで、10番手スタートのフェリックス・ローゼンクビスト(SUNOCO TEAM LEMANS)が2位で3戦連続表彰台フィニッシュ。15番手スタートのチームメイト、大嶋和也(SUNOCO TEAM LEMANS)が3位で続き、5年ぶりの表彰台に上った。

ダブル表彰台を獲得したSUNOCO TEAM LEMANSのフェリックス・ローゼンクヴィストと大嶋和也、片岡龍也監督
ダブル表彰台を獲得したSUNOCO TEAM LEMANSのフェリックス・ローゼンクヴィストと大嶋和也、片岡龍也監督

 9月9(土)~10日(日)の両日、大分県日田市上津江町に位置するオートポリスでスーパーフォーミュラの第5戦「AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE」が開催された。

 前大会もてぎから3週間、全7戦で戦われる2017年シーズンのスーパーフォーミュラも後半戦に入った。
 
 第5戦の舞台となるのは、九州オートポリス。昨年は熊本地震の影響によりキャンセルとなったため、オートポリスでのスーパーフォーミュラ開催は2年ぶりとなる。

 今大会は、前大会もてぎに続き、通常スペックのタイヤに加えてソフトタイヤが導入され、2スペックのタイヤを決勝で両方使用することが義務づけられた。タイヤに厳しいレイアウトとして知られるオートポリスだけに、タイヤの選択などレース戦略面でも興味深い戦いとなった。

予選

 9日(土)はやや雲がかかり、風は気持ちよいものの、気温30度、路面温度44度とまだまだ残暑を感じるコンディション。今大会の予選は、Q1はミディアムタイヤでのアタックが義務づけられ、Q2、Q3でソフトタイヤを使用可能という規則で実施された。

 午後1時45分、Q1のセッションが開始され、19台が一斉にコースへと向かうと、一度アタックタイムを出してピットへ。タイヤを履き替え、残り6分くらいから本格アタックに入った。

 まず小林可夢偉(KCMG)がトップに立ち、国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が唯一1分27秒台に入れる速さでそれを塗りかえると、この2台の間に中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が割って入る形に。
 
 セッション終盤、さらに他の車両もタイムアップを図った残り45秒、クラッシュ車両によりセッションは赤旗中断。残り3分で再開されることとなった。

 アタックを途中で止めた車両を含め、各車一発アタックに入ると、ここで速さを見せたのはルーキーのヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)。セクター1、セクター2でベストタイムをマークし、3番手へ。
 
 国本のトップは変わらず、4番手以降に中嶋一貴、小林、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)らが続いてQ1はチェッカー。トヨタ勢では大嶋が僅か0.017秒及ばず15番手、ニック・キャシディ(KONDO RACING)も大嶋に遅れること0.086秒という僅差の16番手でQ1敗退となってしまった。


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