レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

投稿日: 2017.09.11 15:24

スーパーフォーミュラ:ホンダ 2017第5戦オートポリス レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーフォーミュラ | スーパーフォーミュラ:ホンダ 2017第5戦オートポリス レースレポート

全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦 in オートポリス
2017年09月10日(日)

#15 ピエール・ガスリー選手、作戦的中で接戦を制し2連勝を飾る

天候:晴れ
コースコンディション:ドライ
気温:25℃(13時00分時点)
路面温度:33℃(13時00分時点)

 9月10日(日)、大分県日田市のオートポリスにて、2017全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第5戦の決勝レースが行われました。

 レースは薄雲がかかる空の下、ドライコンディションで始まりました。この決勝レースでは最低1回のピットストップを行い、ソフトタイヤとミディアムタイヤをそれぞれ1セット以上使わなければならない規則になっていました。
 
 スタート前のダミーグリッドには上位10台がミディアムタイヤを装着した状態で並んでいましたが、#15ピエール・ガスリー選手(TEAM無限)は最終的にソフトタイヤへ変更して、スタートに臨みました。

 スタート合図が下されると、ポールポジションの#40野尻智紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が好加速でトップを堅守。その後方では、5番手グリッドから#15ガスリー選手がさらに鋭い加速を見せ、#40野尻選手に続く2番手につけて第1コーナーに飛び込みました。

ポールポジションからスタートした野尻智紀
ポールポジションからスタートした野尻智紀

 その後、#40野尻選手と#15ガスリー選手は後続を引き離しながら、Honda勢がワン・ツー体制でレースをリードしました。
 
 ソフトタイヤを選択していた#15ガスリー選手は23周を走りきったところで先にピットイン、ミディアムタイヤへの交換と給油を行いました。

 一方、#40野尻選手は首位を守ったままレースの約7割を消化。38周を走り終えてピットインし、ソフトタイヤへの交換と給油を行いました。
 
 ところが、レースに復帰した次の周のホームストレートで、競り合っていたライバルの前に1台のマシンがピットアウトしてきた影響で急激に車間が失われ、そのライバルに接触してしまいます。
 
 これにより#40野尻選手はノーズを壊してしまった上にコースアウト。大きく順位を下げてしまいました。

 全車ピットインの義務を消化した時点で#15ガスリー選手がトップに立ちました。その後、#15ガスリー選手は後続のライバルとの2~3秒のギャップを保ちながら周回を続け、レースをコントロール。そのまま54周を走りきって、トップでチェッカーフラッグを受けました。

 #15ガスリー選手は、ツインリンクもてぎで開催された第4戦に続き連勝。今季2勝目を挙げて、シリーズポイントランキング2番手に浮上しました。また、Hondaエンジンにとっても連勝となり、今季2勝目を記録しました。
 
 シリーズ第6戦は9月23~24日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催されます。

ドライバー/プロジェクトリーダーコメント


関連のニュース