9月24日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の決勝レースがスポーツランドSUGOで行われ、優勝した関口雄飛と優勝チーム監督の星野一義氏、2位のピエール・ガスリー、3位の中嶋一貴が決勝レース後の会見に登場。 決勝レースを振り返るとともに、ドライバーたちは最終戦となる次戦への意気込みを語った。
■関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)/決勝優勝
「今日はスタートでトップに上がることができました。実は、朝のフリー走行でクラッシュして、ウオームアップを走った後にチェックをしたらクルマにまだ直りきっていないところがあると発覚したんです。だから、グリッド上でクルマを直してもらいました」
「けっこうドタバタだったけど、なんとかチームのみんなが(クルマの状態を)戻してくれました。セッティングも非常に決まっていた。チームに勝たせてもらった優勝になりました」
「残り2周の時点でペースを落としたのは、燃料が心配だったからです。チームから燃料がこぼれたと(知らされた)。どのくらいこぼれたのかわからなかったけど、チームからはできるだけ燃料を使わないように、と言われたので抜かれないように燃費走行で頑張りました」
「昨年の経験上、最終戦は獲得できるポイントが多いから最低でも1回は優勝しないと(チャンピオン獲得の)権利はもうないと思っています。昨年のリベンジということで、しっかり準備して優勝できるように頑張りたいです」
■星野一義監督(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)
「今回は関口ひとりの力と言っていいでしょう。パフォーマンスもとてもよく、セットアップも関口が応えてくれることによって煮詰めることができました。今回はガソリン給油で失敗したんです。残量が見えない状態でした。そのあたりでは、彼に迷惑をかけてしまいましたね」
「そんななかで、関口が順位をあそこまで戻したんです。そういう意味では、今回は関口に尽きると思います」