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投稿日: 2017.12.07 20:44
更新日: 2017.12.08 13:31

F2やF3とスーパーフォーミュラはどう違う!? 若手ドライバーたちが振り返るSFテスト

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スーパーフォーミュラ | F2やF3とスーパーフォーミュラはどう違う!? 若手ドライバーたちが振り返るSFテスト

 12月6〜7日の2日間、鈴鹿サーキットで全日本スーパーフォーミュラ選手権のエンジンメーカー/ルーキードライバーテストが行われたが、このテストにはシートを求める外国人ドライバー、そして去就が注目される日本人若手ドライバーが数多く参戦した。このなかで、5人の日本人ドライバーたちが、それぞれがドライブしてきたマシンとの違いや、スーパーフォーミュラへの手ごたえを語った。

 今回は2日間のテストの後、日本レースプロモーションによって若手ドライバーたちの記者会見が行われた。それぞれ高星明誠(B-MAX Racing Team)と大津弘樹(ホンダテストカー)は全日本F3から、松下信治(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)はFIA F2から、福住仁嶺(TEAM MUGEN)はGP3から、金丸ユウ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)はフォーミュラV8からと、カテゴリーが異なる。

 彼らの言葉を聞くと、スーパーフォーミュラとはどんなクルマなのか、そしてタイヤを含めるとどんなキャラクターがあるのかが見えてくる。少々長くはなるが、全員のテストを振り返ってもコメントを紹介しよう。

■高星明誠(B-MAX Racing Team)

 スーパーフォーミュラSF14は初めてのドライブでしたが、今年アドバイザーをして下さっている本山哲さんからいろいろなインフォメーションをもらい、準備することができました。自分としては、エンジンのパフォーマンスがすごく高かったのが印象的で、トップスピードよりも加速していく感覚が、F3とは大きく違うと思いました。コーナリングスピードもそこまでの到達点がそもそも速いので、首にかかるGやダウンフォースのかかりが、F3とは全然違いましたね。その違いを感じることができたと思います。

 1日だけの走行でしたが、僕たちのクルマは少々パフォーマンスが低かったと思います。そのなかで問題を抱えている部分があり、そこでコースに留まっているのがやっとだったのが大きかったですね。速く走る以前の問題だったかもしれません。

 タイム差としてはあまり手ごたえを感じることはできませんでしたが、今回チームメイトよりも1秒近く速く走ることができたので、同じクルマで戦うことができれば、スーパーフォーミュラで戦える自信はあります。もし参戦することができるのであれば、マシンをどれだけレベルアップさせられるかになると思います。

高星明誠(B-MAX Racing Team)
高星明誠(B-MAX Racing Team)
高星の走りを見守る本山哲


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