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投稿日: 2016.02.24 13:23
更新日: 2016.03.13 13:29

「ホンダPUは一新。進歩に疑う余地なし」とアロンソ

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スーパーフォーミュラ | 「ホンダPUは一新。進歩に疑う余地なし」とアロンソ

スペイン バルセロナでの2016年プレシーズンテスト2日目の23日、フェルナンド・アロンソがマクラーレン・ホンダMP4-31・ホンダを初めてドライブした。

この日の天候は晴れでドライコンディション。アロンソはデータ収集、システムおよびエレクトロニクスのチェック、エンジンモードの評価、空力パッケージの初期テストに取り組んだ。MP4-31の新システムの評価を行い、可能な限り多くの周回数を走りこむことを目指し、予定していたプログラムを完了したアロンソは、119周をトラブルなく走りこみ、1分26秒082で11人中9番手となった。

【2016 F1合同テスト】カタルニア・サーキット フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダMP4-31)
【2016 F1合同テスト】カタルニア・サーキット フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダMP4-31)

新車を初めて走らせたアロンソはパワーユニットが改善したと感じているが、去年のパフォーマンスを考えれば向上するのは当然であると示唆している。
「『改善した』という答えに疑問を持つべきじゃない。去年始めた段階ではトップチームとのパワーやパフォーマンスの差はとてつもなく大きかったのだから」とアロンソが述べたとFox Sportsが伝えた。
「去年は学ぶべきことがたくさんあり、痛みもたくさんあった。大量に学習し、今、パワーユニットの完全に新しいデザイン、あるいは哲学を得たので、これを理解し、ポテンシャルを引き出すには少し時間がかかる」

ホンダR&Dチーフエンジニアの中村聡氏はテスト2日目走行を次のように振り返った。

「今日のテストの目標は、一貫したペースで継続的に周回を重ねることで、パワーユニットのエネルギー回収とデプロイメントの測定を行い、エネルギーマネジメントシステムのあらゆるチェックを行うことでした」

「チームが懸命に取り組み、フェルナンドが高い集中力で走行してくれたおかげで、119周を走りこむことができ、予定していたプログラムを早い段階で完了し、たくさんのフィードバックを得ることができました。今日集めた大量のデータを今夜、そして明日以降も分析していきます」


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