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投稿日: 2018.04.25 18:23
更新日: 2018.04.25 18:32

スーパーフォーミュラ:ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 2018年第1戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーフォーミュラ | スーパーフォーミュラ:ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 2018年第1戦鈴鹿 レースレポート

2018 SUPER FORMULA Round1
NGK SPARK PLUGS SUZUKA 2&4 RACE
2018.4.21 sat ~ 22 sun

ピット戦略実り関口2位表彰台!

ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
No.20 平川亮 Ryo Hirasawa
No.19 関口雄飛 Yuhi Sekiguchi

 スーパーフォーミュラもいよいよ鈴鹿サーキットにて開幕です。今季も伊藤忠エネクス株式会社様のメインスポンサードのもと、『ITOCHU ENEX TEAM IMPUL』3年目のシーズンを迎えました。

 19号車は関口雄飛が盤石の3年目ですが、20号車に昨年のSUPER GT GT500チャンピオンの平川亮を起用するのと同時に、チームエンジニアリング体制も新体制となるなど変化がありました。SF14最終シーズンとともに、全戦2スペックタイヤ制の導入など、シリーズのトピックも多い今シーズン。初戦から優勝を目指し、開幕戦に臨みました。
 

4/21(土) 公式予選

天候:晴 コース:ドライ
気温:23℃ 路面温度:31℃

 天候は晴れ、4月のこの時期にしてはかなり温かい気候となった鈴鹿サーキット。今回は2&4レースということで、2輪のMFJ全日本ロードレース選手権シリーズとの併催となり、スーパーフォーミュラの予選は少し遅めの15時45分に始まりました。

 予選Q1は全19台から14台に絞られ、時間は20分間。全車がミディアムタイヤでのアタックとなりました。開始前から各車ピットロード上に列をなして、今か今かとアタック開始の時を待つのはもはやスーパーフォーミュラ予選の風物詩となりましたが、例に漏れず ITOCHU ENEX TEAM IMPULのNo.19関口雄飛、No.20平川亮ともにピットを出てピットロードで待機。

 15時45分になると一斉にコースへと飛び出していきました。まずセッション前半に関口が1’39.159で8番手タイム、平川が1’39.796で11番手タイムを残すと一旦ピットイン。ミディアムのニュータイヤに装着し直して残り7分で2台ともに再度コースイン。Q2進出に盤石なタイムを刻みに行きます。

 Q1では全車が一斉にアタックを行うためその位置取りも非常に重要。残り1分を切ろうかというところで平川が1’38.171、関口が1’38.305のタイムをマーク。その後全車のアタックを終えて平川8位、関口12位となりますが、危なげなくQ2への進出を決めました。

 しかし、ホンダエンジン陣営がトップ6を独占。トヨタエンジン勢が誰も刻めなかった37秒台をマークするなど少々苦戦のQ1となりました。

 Q2は10分間のインターバルがあって16時15分に開始。ここでは出走15台のうちQ3へ進出できる8台へと絞られます。このQ2ではソフトタイヤでのアタック。セッション開始から少し間を置いて、残り5分半で関口がピットアウト。続いて平川も残り5分でコースインして、タイムアタックへと向かいます。

 まず平川が計測1周目でタイムアタックし、1’37.812をマークします。続けてアタックを敢行していた平川でしたが、1つ目のデグナーでスピン、派手にコースアウトを喫してしまいます。これによりマシンはストップし、赤旗が提示。

 一方の関口は、計測2周目でのアタックを選択したため、ちょうどアタック中のタイミングで赤旗が出てしまうことに。まだタイムを残せていない状況の中、平川のマシンの回収を終えて、16時27分に残り3分間でセッションリスタート。

 すぐにコースインしアタックへと向かいますが、しかしここでアタックをすることが出来ず、1’53.851というタイムで14番手にてQ2敗退となりました。平川は8番手タイムとなりましたがQ3には出走することが出来ず、グリッド順はこれにて確定となりました。


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