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投稿日: 2018.05.15 16:37

スーパーフォーミュラ:JMS P.MU/CERUMO・INGING 第2戦オートポリス 決勝レポート

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スーパーフォーミュラ | スーパーフォーミュラ:JMS P.MU/CERUMO・INGING 第2戦オートポリス 決勝レポート

2018スーパーフォーミュラ第2戦 オートポリス

◆5月13日(日) 決勝
悪天候により決勝レース中止

<予選> 天候:雨 | コース状況:ヘビーウエット

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦の決勝レースは、天候不良のため中止となった。

 前日までは気持ちの良い初夏の陽気だったオートポリスだが、決勝日は朝から雨模様。雨が止むと今度は霧に包まれてしまい、午前中に予定されていたフリー走行はキャンセルとなり、決勝レース直前のウォームアップ走行が予定より12分延長されて20分間で行われることになった。

 空模様は雨、霧、強風と目まぐるしく変わるなか、併催されており同じく午前のフリー走行がキャンセルされていた2輪JSB1000の決勝レースは周回数が減算されながらも無事に開催された。
 
 この時点では雨も上がり、コース上は乾いている箇所も出ていたため、スーパーフォーミュラのレース開催にも期待が募る。しかし、ウォームアップ走行が開始される午後1時20分の直前から再度強い雨が降り出した。全車がウエットタイヤを装着してコースインしていくが、開始から7分を過ぎたところで、2台のマシンにアクシデントが発生したため赤旗中断。そのままウォームアップ走行が中止となってしまう。

 その後いったんスタート進行が再開されグリッドへの試走開始の予定時刻が掲示されたものの、天候は悪化する一方でスケジュールはディレイ。14時ごろに緊急の監督ミーティングが行われ、これ以降の天候回復が見込めないことから、残念ながらレースは中止となった。

 決勝レースでの挽回を誓っていた石浦と国本にとっては消化不良の1日となったが、再来週に迫った次戦・菅生大会ではふたたび上位での戦いを目指す。

国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING)

監督/立川祐路

「予選の分を決勝で挽回するつもりだったので中止という決定は非常に残念ですが、天候は悪くなる見込みでしたから、安全面などを考えればやむを得ない判断だったと思います。その分、2週間後のSUGOではいいレースを皆さんにお見せしたいと思います」

総監督/浜島裕英

「予選の位置から上位入賞を目指すためには、当然リスクも負った戦いをしなければいけませんでしたから、中止という決定でシリーズポイントでのダメージは最小限に抑えられた、という見方もできます」

「もちろん挽回を目指していましたから残念ですし、オートポリスに足を運んでくださった皆さんの前でレースができなかったことは非常に申し訳なく思っています。今回のレースで良くなかった点を踏まえ、次のSUGOに向けて備えたいと思います」


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