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投稿日: 2018.06.12 06:15
更新日: 2018.06.11 19:28

関口雄飛 スーパーフォーミュラ第3戦SUGO レースレポート

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スーパーフォーミュラ | 関口雄飛 スーパーフォーミュラ第3戦SUGO レースレポート

 決勝当日は晴れ。気温24度、路面温度41度というコンディションのなか、気を取り直して決勝レースに臨んだ関口雄飛は、エンジニアと遅くまで作戦を練った末、グリッド上でも最後まで悩み、最終的にミディアムタイヤを選択してスタート。オープニングラップで1台を抜き、15番手でコントロールラインを通過します。
 
 後方からソフトタイヤで迫るマシンを巧みに抑えこみ、6周目に14番手、9周目に13番手、14周目には11番手に浮上。着実に周回を重ねていった関口雄飛は、途中、2台のマシンがコースアウトしてセーフティカーが導入された際もステイアウトを選択し、20周目には5番手までポジションをあげていました。
 
 24周目レース再開。関口雄飛は54周目にピットインして給油とソフトタイヤに交換、11秒9の素早いピットワークにより、13番手でレースに復帰しました。そして57周目に1分6秒300のファステストラップをマークし、コース上で関口雄飛らしい激しい攻防戦を展開して観衆の注目を集めます。
 
 接触も辞さないバトルに、TV中継も関口雄飛をフォーカスしてくれましたが、結果は13位のままチェッカーとなりました。今回のレースは、優勝を狙って菅生入りしたものの、予選Q1ベストタイム抹消という悪夢によって、最後まで流れに乗れないレースとなりました。
 
 次戦は富士スピードウェイ。TEAM IMPULが得意とするコースで、逆襲することを誓い、サーキットを後にしました。
 

■関口雄飛のコメント

「予選Q1の結果に関しては、終わったことなのでもういいのですが、あの位置で黄旗が出されても見えないですから、ドライバーの視線や安全性を考えて、決勝当日の朝には新たにポストを加えてくれたことは良かったと思います」

「朝のフリー走行でもトップタイムがマークできたので、決勝には自信を持って臨んだのですが、残念ながら逆転ならず、でしたね。スタートは良かったし、序盤はいけるかと思ったのですが、路面コンディションの変化のせいか、思ったよりミディアムタイヤのペースが上がらなかったです」

「ミディアムタイヤ装着車の中では、一番後ろから追い上げ、上位陣がピットインするタイミングで、どんどん前に出るつもりだったのですが、路面コンディションを読み違えた感じでした。ソフトタイヤに交換したら、バランスも良くてファステストラップも出せましたが、なにより今日のレースはギャンブル的な要素が大きくて、偶然、セーフティカーが出る前にピットインしたマシンが優勝から3位までの上位を独占しているとおり、タイミングの問題が大きかったです」

「セーフティカーが出ている間にタイヤが冷えてしまって、再開した直後にはソフトタイヤ装着車のほうがタイヤの温まりが良くて、自分的には厳しいところもありました。今回は予選を含め、残念な結果に終わってしまいましたが、この週末にいろいろ試して、いいセットアップを見つけましたし、次の富士ではこの悔しさをバネに巻き返し、必ず優勝を狙います。この週末も沢山のファンの皆さんにお声がけ頂きました。本当に応援ありがとうございました」


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