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投稿日: 2018.07.09 10:40

JMS P.MU/CERUMO・INGING 2018スーパーフォーミュラ第4戦富士 決勝レポート

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スーパーフォーミュラ | JMS P.MU/CERUMO・INGING 2018スーパーフォーミュラ第4戦富士 決勝レポート

2018 SUPER FORMULA
JMS P.MU/CERUMO・INGING Race Report
第4戦富士スピードウェイ

◆7月8日(日)決勝

#1 石浦宏明 2位/#2 国本雄資 3位

<決勝>

天候:曇り|コース状況:ドライ

 2018年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の決勝レースが行われ、JMS P.MU/CERUMO・INGINGは2台揃って表彰台を獲得。スタートで順位を上げた石浦は終始激しいトップ争いのすえ2位、国本雄資は巧みな戦略で順位を大きく上げ3位となった。

 目まぐるしく変わる天気に翻弄された前日から一転。決勝日の朝は昨日までに比べると落ち着いた空模様で、朝のフリー走行はドライコンディションで行われた。予選日まではウエットタイヤでの走行がほとんどだったため、どのチームもスリックタイヤでのマシンセットアップはこの30分の間に進めなければならない。
 
 JMS P.MU/CERUMO・INGINGの2台は、国本がソフトタイヤでのロングランチェックを、石浦はセッションの後半からはミディアムタイヤの確認をしながら、それぞれ6番手、5番手でセッションを終え、決勝レースに向けた準備を進めていった。

 相変わらず朝からの雲は残っていたが、決勝レースのスタートが迫ってくるにつれだんだんと空の色も明るくなり、それに合わせて気温と路面温度も上昇。気温30℃、路面温度37℃という、この週末で一番高い数字を記録するなか、決勝レースがスタートした。
 
 3番グリッドの石浦を含め、上位4台がソフトタイヤでのスタートを選択。1コーナーでの混戦をうまく切り抜けて2番手に浮上した石浦は、トップを走るニック・キャシディ選手と約1秒の差で周回を重ねていく。上位2台だけが1分25秒台のラップタイムを連発し、毎ラップ1~2秒上回るペースで3番手以降を大きく突き放していった。

 一方、8番グリッドの国本はミディアムタイヤを選んでスタートに臨んだ。スタートダッシュを決め同じミディアムタイヤを選んでいた2台をかわすが、100Rで他車と軽い接触があり、ソフトタイヤを選んでいた10番グリッドの1台に先行を許してしまいオープニングラップを7位で終える。
 
 前方6台のソフトタイヤ組とのギャップを広げられないよう、追いかける展開でレースを進めていき、11周を終えたところでピットイン。ソフトタイヤに履き替えると、ここから44周というロングラップをソフトタイヤでこなしていくことに。

国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
国本雄資(JMS P.MU/CERUMO・INGING)


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