レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

投稿日: 2018.12.07 12:13
更新日: 2018.12.07 12:39

天才すぎるニューウェイ、自由な行動でB-Maxに介入。気になるF1新車開発には「ホンダとの関係に自信があるよ」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーフォーミュラ | 天才すぎるニューウェイ、自由な行動でB-Maxに介入。気になるF1新車開発には「ホンダとの関係に自信があるよ」

 さらに、つぶさに眺めてスケッチしていたスーパーフォーミュラのマシン、SF14について聞いた。

「クルマ自体ということで見た場合、SF(スーパーフォーミュラSF14)の方がFIA F2よりもいいクルマだ。まず何よりも、SFの方が重量がうんと軽い。それに、より大きなダウンフォースを発生させられると思う。そしてヨコハマタイヤはグリップがより安定している。それらを合わせて、より良いパッケージになっていると思う」

「自信を持って言えるのは、SFとFIA F2をサーキットで戦わせたら、SFの方が速いっていうことだね。それにラップタイムだけでなく、SFではドライバーがすぐに学習に入ることができる。より安定したタイヤとより大きなダウンフォースを経験することで、F1に向けての準備ができると思う」

「もし、SFでトップレベルで戦えるまでになったら、マニュファクャラーにも認められて、プロのドライバーになることができるだろう。お金を払って乗ることはなくなる。でも、FIA F2の場合は、それは不可能だ。FIA F2に乗ろうと思ったら、誰でも多額の資金を持ち込むことが必要なんだ」と、溢れるようにマシンについてのコメントを話すニューウェイ。

 気になる、クルマを見ながらメモを取っていた内容については、「チームと仕事をしていく上で、パフォーマンスを上げられる可能性があるちょっとしたことだよ。このクルマはホモロゲートされているから、F1と比べたらできることは限られる。だけど、僕が長年モーターレーシングで培ってきた経験を、チームが仕事を進める上で少し役立てられればと思ってね」

 初日は朝に羽田に到着して、鈴鹿まで移動し、そのまま夜中までチームとどのような作業を進めていたのか。

「昨夜は、たしかにチームとともに夜の10時頃までサーキットにいて、セットアップについての話をした。そして実際、今朝はセットアップの変更もしている。その結果、クルマが良くなっていたなら嬉しいね。B-Max Racing teamとドイツから来たモトパークの新しいコラボレーションは始まったばかりだし、最良の結果を引き出すために、両方のチームの専門家のノウハウをうまく活かしていかなければならない」

「ルーカス・アウアーも僕の息子のハリソンも、ここでは新人ドライバーだ。クルマの最大限を引き出すために、彼らはこのクルマをどうやって運転するかということやコースについて学ばなければならない。特に、日本のコースに対しての知識がないわけだから、コースを知ることがもっとも重要なことのひとつだ。昨日からテストを見ていて、このシリーズはとてもコンペティティブだと思うし、何人もいいドライバーがいる。だからこそ、もしハリソンとルーカスが、ここで力を見せることができれば、彼らはドライバーとしてハイレベルだということになるよね」とニューウェイ。

 そしてやはり日本のモータースポーツファンとして気になるところは、来年、2019年から始まるレッドブル・ホンダのニューマシンの手応えだ。

■レッドブル・ホンダのニューマシンについて「ホンダとの関係には自信があるよ」


関連のニュース