全日本選手権スーパーフォーミュラ第1戦の公式予選でトップ3に入った山本尚貴(TEAM無限)、ナレイン・カーティケヤン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)の3人が、予選の戦いを振り返った。
●山本尚貴(TEAM 無限):予選ポールポジション
「ポールポジションを獲得することができて、素直にうれしいです。それと同時に、今回は隣にナレイン選手がいますけど、去年の開幕戦ではこうしてホンダのロゴを胸につけたドライバーはここにいなかったことを考えると、かなりホンダさんが頑張ってくれたなと思います
「ただ、クルマはエンジンだけ良ければ速さを発揮できるものではなく、車体の開発も含め、無限が一生懸命頑張ってきてくれたことをこうして形にすることができて、ドライバーとしてはひとつ仕事をすることができました。とても満足しています」
「今日は走り始めから、ウインターテストとはかなりコンディションが変わっていて、ドライビングの修正にけっこう苦労しました。テストの時のままの走り方をすると、とてもコース上にとどまれないくらいグリップも少なかったですし、非常に難しいコンディションでしたが、予選Q3までにしっかりとドライビングとクルマの両方を煮詰めることができました。最後は赤旗の中断もあったのですが、しっかりと自分をコントロールしてポールポジションを獲ることができたので、非常にいい1日でした」