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投稿日: 2015.04.19 11:18
更新日: 2016.09.14 11:27

トヨタ、SF開幕戦の予選はロッテラーが3番手獲得

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スーパーフォーミュラ | トヨタ、SF開幕戦の予選はロッテラーが3番手獲得

 アウトラップの翌周、1周タイヤを温め、残り2分程になると次々にタイムが塗り替えられていった。Q2進出への当落線である14番手前後は大変な僅差の争いに。TDPドライバーでもある期待の若手、平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)は、11番手から僅か0.1秒落ちのタイムながら、15番手に留まり痛恨のQ1敗退。今季初のフル参戦となったアンドレア・カルダレッリ(LENOVO TEAM IMPUL)もタイムが伸びず16番手。ルーキーのウィリアム・ブラー(KONDO RACING)と2年目の中山雄一(KCMG)が18,19番手でグリッド確定となった。

 10分間のインターバルを経て開始されたQ2(7分間)でも、上位13台が1秒以内という僅差の争いが続くこととなった。このセッションでは、今季12年ぶりの国内復帰で注目の小林に、サスペンション関係の部品の不具合が発生し、思うようにタイムを伸ばせず、10番手でQ2敗退。ジェームス・ロシター(KONDO RACING)が9番手でこちらもQ3進出を果たせず。

 Q3も7分間のセッションとして開始されたが、全車がアタックに入った残り2分、セクター1で好タイムをマークしていた国本 雄資(P.MU/CERUMO・INGING)がデグナーカーブ2つめの立ち上がりでコースオフし、スポンジバリアにクラッシュ。国本は無事だったが、車両排除のためセッションは赤旗中断。予選Q3は残り3分で仕切り直されることとなった。

 アウトラップの翌周、1発アタックとなった予選Q3、先頭でコースインした中嶋一貴がまず好タイムをマーク。その直後につけていた石浦がこれを0.02秒上回ると、ロッテラーがこの石浦のタイムを0.003秒という僅差でかわし、このロッテラーのタイムがトヨタ勢最上位の3番手に。石浦、中嶋一貴と続き、6番手にオリベイラ。トヨタ勢は2列目、3列目を占めて明日の決勝レースをスタートすることとなった。


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