2019.04.23

トヨタ 2019スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿 レースレポート


スーパーフォーミュラ | トヨタ 2019スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿 レースレポート

2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦
大荒れの展開となった新型車両『SF19』デビュー戦で12番手スタートのニック・キャシディが勝利
山下健太が3位表彰台、ルーキー坪井翔が5位入賞

 鈴鹿サーキットで行われた新型シャシー、SF19での最初のレースとなった2019年スーパーフォーミュラの開幕戦は、4度もセーフティカーが導入される大荒れの展開のなか、12番手スタートから見事にレースを戦い抜いたニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が勝利を挙げました。山下健太(KONDO RACING)が3位で表彰台を獲得。ルーキーの坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)がスーパーフォーミュラデビュー戦で5位入賞を果たしました。

 2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権の第1戦が4月20日(土)、21日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。
 
 同シリーズでは今季よりシャシーを一新。新たに採用されたSF19は、ドライバーの頭部保護デバイス“ヘイロー(Halo)”の採用など最新の安全装備を取り入れた他、前輪の幅拡大や空力的な改良などにより、“クイック&ライト”なキャラクターを追及。また、スーパーフォーミュラならではのオーバーテイクシステムもこれまでの5回の回数制限から通算使用時間(回数は自由)へと変更され、さらに追い抜きの多い、エキサイティングなレースが期待されます。
 
 TOYOTA GAZOO Racingは、この新生スーパーフォーミュラにTRDから、今季も6チーム11台に専用レーシングエンジン『TRD Biz-01F』を供給します。
 
 今季の参戦体制では、ドライバーとチームには幾つかの変更がありました。昨年最終戦までタイトルを争ったニック・キャシディがVANTELIN TEAM TOM’Sへ。キャシディが在籍していたKONDO Racingには2016年のシリーズチャンピオン、国本雄資が6年間在籍したJMS P.MU/CERUMO・INGINGから移籍します。

 そのJMS P.MU/CERUMO・INGINGには、昨年全日本F3で19戦中17勝を挙げてチャンピオンに輝き、SUPER GTでも活躍を見せた坪井翔がステップアップ。また、UOMO SUNOCO TEAM LEMANSには、欧州のGP2やフォーミュラ2で戦ってきた24歳のロシア人ドライバー、アーテム・マルケロフが加わります。
 
 新チームでのふたり、そして若き有望なふたりのルーキードライバーを加え、山下、大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)の7名は昨年同様の体制で参戦。TOYOTA GAZOO Racingは6チーム11台体制で、SF19での初年度チャンピオンを目指します。

■予選

 20日(土)は好天に恵まれ、快晴の下で予選が行われました。午後3時45分、気温20度、路面温度25度で日差しは暑さを感じさせるも、やや強い風の吹くなかでに20分間のQ1が開始。
 
 ミディアムタイヤでのアタックが義務づけられ、今季より20台中12台がQ2進出という、より狭き門となったQ1では、開始早々にルーキーの坪井が縁石に乗ってコントロールを失いクラッシュ。赤旗中断となってしまいました。

 7分ほどの中断の後にセッションが再開されましたが、またもすぐにマルケロフがデグナーカーブの2つめでクラッシュし再び赤旗中断。そこからの再開後にもルーキードライバーがスピンした際に直後にいた中嶋が避けられず接触。Q1は赤旗中断3回、中嶋とルーキー3人がアタックできずに姿を消すという大荒れの展開となってしまいました。
 
 残り5分強で再開されたQ1は、各車一発アタックでセッション終盤にタイムがどんどん塗り替えられていき、13番手、14番手となった大嶋と石浦がQ1敗退。トヨタ勢は7番手の平川を先頭にキャシディ、国本、山下、関口、小林の6台がQ2進出を決めました。
 
 Q1での赤旗を受けて予定よりも30分程遅れて午後4時46分にQ2(7分間)が開始。ここでは小林が速さを見せ3番手。平川6番手、関口7番手、山下8番手でQ3へ。国本は僅か0.04秒及ばず9番手でQ3進出ならず。キャシディも12番手でグリッド確定となりました。
 
 午後5時を過ぎ、コースもかなり日が陰って気温、路面温度も下がっていくなかで行われたQ3(7分間)も終盤のアタック合戦となりましたが、関口が最上位5番手、山下6番手、平川7番手、小林8番手で3,4列目から決勝レースに臨むこととなりました。

山下健太(KONDO RACING)
山下健太(KONDO RACING)


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