全日本スーパーフォーミュラ選手権は10月30日、鈴鹿サーキットで第7戦JAF鈴鹿グランプリの決勝レース1/2が終了したが、両レースともに2位に入ったアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が、来季スーパーフォーミュラに参戦しない可能性を語った。
ロッテラーはジャガーF1のテストドライバー等を経て、2003年に来日。2005年まではNAKAJIMA RACINGで、その後は一貫してTEAM TOM’Sからフォーミュラ・ニッポン/スーパーフォーミュラに参戦し、2011年にはチャンピオンも獲得した。
並行してスーパーGT、そしてル・マン24時間/WEC世界耐久選手権にもアウディのワークスドライバーとして挑戦し、ル・マン24時間では三度の勝利を獲得。WECのチャンピオンも得て、世界選手権ウイナーに。さらに、14年にはスーパーフォーミュラを欠場して小林可夢偉に代わり、F1ベルギーGPにもスポット参戦している。
そんなロッテラーは、これまでスーパーフォーミュラでも最強のドライバーのひとりとして活躍してきており、今回の最終戦でも素晴らしいスピードを披露。レース2では、来季マクラーレン・ホンダのドライバーとしてF1デビューが決まっているストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)を最後まで追いつめ、2位表彰台を獲得した。
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