4日、筑波サーキットで開催された『スピード×サウンド トロフィー』で、小林可夢偉操るスーパーフォーミュラSF14が、昨年樹立したコースレコードを上回る43秒304を記録。2年連続で筑波サーキット・コース2000のレコードタイムを更新した。
スピード×サウンド トロフィーはオートスポーツやレーシングオン、オプションなど、モータースポーツ/クルマ関連雑誌が合同で開催しているイベント。2015年12月に初開催され、今年で2度目の開催となる。
東京モーターショーなどとは異なり、クルマの迫力あるスピードやサウンドを体感できるのが特徴で、さまざまな走行プログラムを展開。そのなかでオートスポーツの企画として行われたのが『小林可夢偉×SF14 タイムアタックチャレンジ』だ。
自身2度目の筑波SF14アタックを行なった可夢偉は、午前中に行われた慣熟走行で43秒966を記録。昨年のコースレコードを即座にブレイクしてみせた。
午後に行われた2回目の走行枠でも、可夢偉は走行を重ね15時に控えるアタック走行に向けて準備を進めていく。
そして迎えたアタック走行、可夢偉に与えられた走行時間は15分間だ。まずはユーズドタイヤを装着しコースインし、マシンチェックを行う。タイム計測を行うことなくピットへ戻ると、ここでセッション1セット目のニュータイヤを投入。残り時間10分のタイミングでコースへ向かった。
タイヤのウォームアップに2周を費やした可夢偉は、計測6周目にセッション1度目のアタック。ここで午前のタイムを0.5秒近く上回る43秒479を記録してみせ、見守るファンを驚かせた。