オートポリスで開催されたスーパーGTのタイヤテスト2日目は4月18日、2日目の走行が行われた。1日目はウエットとなったオートポリスだが、午後にはドライ路面となり、5台が参加したGT500クラスではRAYBRIG NSX-GTが、7台が参加したGT300クラスではJMS P.MU LMcorsa RC F GT3がトップタイムをマークした。
前日の春の嵐は未明のうちに去ったものの、終日強い南西の風が残った。9時30分、気温13℃で始まった序盤は霧が流れるように発生したものの、セッションが中断するほどではなく、開始1時間が経過するころから一部路面が徐々に乾いていった。
しかし、ところどころにはウエットパッチが残り、完全ドライコンディションとはならなかった。各車とも前日履くことができなかったスリックタイヤを取り替えながらセッションは進行。12時まで2時間半のセッション終盤に、1分35秒010でトップに立ったのはカルソニック IMPUL GT-Rの安田裕信。GT300クラスではJMS P.MU LMcorsa RC F GT3の中山雄一が唯一1分45秒を切る1分44秒864でトップにつけた。またこのセッションではMOTUL AUTECH GT-Rを千代勝正がドライブする姿も見受けられた。
1時間半のインターバルを挟み、午後のセッションは13時30分にスタート。晴れ間が出て、路面もドライコンディションとなったが、気温は13℃のままで風に当たると肌寒い。開始直後にはMOTUL AUTCH GT-Rには本山哲が乗り込み、12周ほどで2セットのタイヤを確認したようだ。