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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.05.05 13:35
更新日: 2017.05.05 13:44

シンティアム・アップル・ロータス 2017スーパーGT第2戦富士 決勝レポート

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スーパーGT | シンティアム・アップル・ロータス 2017スーパーGT第2戦富士 決勝レポート

2017年5月5日
プレスリリース

スーパーGT2017第2戦富士GT500kmレース決勝レポート

 5月4日(木)、スーパーGT第2戦「FUJI 500KM RACE」の決勝レースが開催されました。シンティアム・アップル・ロータスは前日の予選を全30台中19位で通過。

 予選では合わせきれなかったマシンセッティングをさらに煮詰め、後方からの追い上げを狙います。

 気温20度、路面温度30度。ゴールデンウィークに相応しい快晴の空のもと、110周(GT500換算)のレースは14時10分から定刻通りにスタート。

 500kmの長丁場で義務付けられるピットは2回となるため、スタートドライバーに加藤選手、第2スティントに高橋選手、最終スティントに再び加藤というオーダーでレースに臨みました。

 レースは序盤から、苦しい展開となりました。EVORAは1コーナーまでの長い加速区間で、まず後続のFIAーGT勢に飲み込まれてしまいます。

 それでも加藤選手は、燃料フル搭載の状態で40秒台に乗せるタイムを出して応戦しますが、コーナーを塞がれてストレートでは引き離されるという膠着状態からは、なかなか抜け出せませんでした。

 ここに変化が見られ出したのは、トップを走るNo.4 メルセデスAMG GT3がルーティンピットを迎えた28周目辺りから。これに各車が呼応する形でピットインをし始めると、EVORAはさらにタイムを伸ばしました。

 これに応じて順位も徐々に上がり、34周目には9位へと浮上。さらに36周目からは39秒台を連発し、ロングスティント組とトップ5を形成。そして遂に42周目にトップへ立つと、これを45周目までキープし続けました。

 もちろんこれは“見かけの順位アップ”ですが、それでもコース上の台数が減り、前方を塞ぐマシンがいなくなることでEVORAの速さを引き出すのは、富士スピードウェイで取れる最善の作戦でした。

2017スーパーGT第2戦富士 シンティアム・アップル・ロータス
2017スーパーGT第2戦富士 シンティアム・アップル・ロータス

 そして高橋選手に交代すると、EVORAは18位でコースへと復帰。高橋選手はニュータイヤを履いた序盤から43秒台を出し、さらにこれを42秒台へと入れる好調な滑り出しを見せました。

 しかし54周目を過ぎるころ、タイムが急激にドロップし始めます。44秒台のコンスタントラップは後続の追従を許し、さらに混戦状態を招く結果に。

 それでも高橋選手は20位をキープし続け、77周目にピットインすると、加藤選手に最後を託しました。23位でコースへと復帰した加藤選手は、最終スティントを走りきるだけの燃料を積んでインラップからアタック。

 計測2周目から40秒台をマークし、常に40~41秒のペースで走り続けました。そして最終ラップとなった99周目には1分39秒666のベストタイムを刻み、順位をひとつ上げて22位でゴールしました。


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