赤旗掲示から7分後、セッションは10時に再開された。この時点ではRAYBRIG NSXが1分35秒373でトップタイム。2番手にARTA NSX、3番手にZENT LC500が続いている。また、4~7番手にはフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rを筆頭に、S Road CRAFTSPORTS GT-R、MOTUL GT-R、カルソニック IMPUL GT-RとGT-R勢が続く展開。
GT300クラスはVivaC 86 MC、グッドスマイル 初音ミク AMG、SUBARU BRZ R&D SPORTがトップ3。ARTA BMW M6 GT3が4番手、GAINER TANAX AMG GT3が5番手と続いている。
その後はコースオフするマシンなどはあったものの赤旗は出されず、定刻の10時25分を迎え、各クラスの専有走行時間を迎える。
GT300の専有走行では、セッション終了間際に各チームとも予選を見据えたアタックを実施。中山友貴のUPGARAGE BANDOH 86が1分44秒881がVivaC 86を上回りトップに浮上する。
その後も、LEON CVSTOS AMG、GAINER AMGがベストタイムを更新しVivaC 86を上回ったが、トップのUPGARAGE 86には届かず。マザーシャシーと今季好調のメルセデスAMG GT3勢がトップ4を占める形となった。
また、GT300専有走行終了間際には30号車TOYOTA PRIUS apr GT、Hitotsuyama Audi R8 LMSがトラブルか、最終コーナー手前のショートカットエリアでマシンを止めている。
10時35分からはGT500の専有走行がスタート。こちらもセッション残り30秒を切るとアタック合戦がスタートした。
まずは暫定トップにS Road GT-Rが浮上すると、直後にau TOM’S LC500、ARTA NSXなどが相次いでトップを奪取。しかし、その直後、山本尚貴操るRAYBRIG NSXがひとり1分33秒台に突入するアタックを披露。トップに浮上してみせた。
その後もWAKO’S 4CR LC500などが自己ベストを更新したものの、トップのRAYBRIG NSXには及ばず5番手。2番手にはKEIHIN NSXが続いた。3番手にau LC500を挟んで、4番手にもARTA NSXと性能調整でウエイトハンデが軽減されたホンダNSX勢が好調ぶりをみせている。
スーパーGT第3戦は、この後13時30分からノックアウト方式の公式予選が行われる。