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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.05.22 17:19

ブリヂストン スーパーGT第3戦オートポリス レースレポート

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スーパーGT | ブリヂストン スーパーGT第3戦オートポリス レースレポート

2017年 SUPER GT [GT500] 第3戦

2年ぶりの九州オートポリス
ブリヂストンユーザーがGT500クラスの表彰台を3戦連続で独占

開催場所 : オートポリス
開催日 : 5月20日〜5月21日

 2017オートバックスSUPER GTシリーズ第3戦は、昨年大地震の影響で開催中止となった九州・オートポリスで行われ、決勝日に18,200人の観衆を集めた。予選でコースオフしてしまって7番手からスタートした中嶋一貴/J.ロシター(au TOM’S LC500/BS)が序盤から素晴らしいペースで順位を上げてドライバー交替前にトップへ躍り出た。後半そのままトップを堅持して、今季初優勝。2位、3位にはブリヂストン装着のホンダNSX-GTが入った。

<予選>

 ブリヂストンタイヤを装着するホンダNSX-GTが練習走行から速さを見せた。今回から車両の最低重量が15キロ低減されたが、それ以上のパフォーマンスを発揮、その一端をブリヂストンタイヤが担って、チームクニミツの山本尚貴/伊沢拓也(RAYBRIG NSX-GT/BS)が今季初ポールを獲得した。ここ2年間優勝がなかったホンダNSX勢がオートポリスで一気に勝利の可能性を大きくした。フロントロー2位のポジションには日産GT-Rの本山哲/千代勝正(S Road CRAFTSPORTS GT-R/MI)、3番手に昨年のチャンピオンチームH.コバライネン/平手晃平(DENSO KOBELCO SARD LC500/BS)が位置した。

<決勝>

 序盤から快調なペースで2位以下を引き離しにかかっていた山本/伊沢組だったが、早くも5周目に起きたアクシデントでセーフティーカーがコースインしてそれまでのリードが無くなってしまい、レースは振り出しに戻ってしまった。レース再開後、その背後で7位からスタートした中嶋一貴/J.ロシター(au TOM’S LC500/BS)が素晴らしいペースで周毎に順位を上げ、スタートドライバーを担当したロシターが65周レースの33周目にトップへ踊りでて35周してピットイン、中嶋へ交替。中嶋は終始トップをキープして迫ってくる同じくブリヂストンユーザー達を退けて今季初優勝。2位にピットスタートから駆け上がってきた塚越広大/小暮卓史(KEIHIN NSX-GT/BS)、3位にポールポジションからスタートした山本/伊沢組が入り再び表彰台はブリヂストンユーザーで独占され、優位性を発揮した。

<優勝ドライバーのコメント>
中嶋一貴選手

「予選でポールポジションを獲れるだけのパフォーマンスを持ちながら自分のミスでコースオフしてしまって土曜日の夜は精神的にかなりきつかったですが、決勝では最高のパフォーマンスを発揮することができて勝つことができました。クルマは終始快調でタイヤは最後まで走りを支えてくれました」

J.ロシター選手

「後方からのスタートだったので接触などを避けて序盤は様子を見ながら走行しようと思っていたのですが、クルマもタイヤももの凄く調子が良かったので作戦を変えてどんどん順位を上げられました。本当にパーフェクトなクルマとタイヤでトップに立てて、最後は一貴がトップを守って優勝できました」

<ブリヂストン タイヤエンジニア:松本真幸のコメント>

「今回、ホンダのNSX勢がパフォーマンスアップしてきて、それをわれわれブリヂストンがタイヤ面でサポートできたと思います。再びトヨタ・レクサスLC500が優勝。7番手スタートからの優勝は素晴らしい展開だったと思います。ブリヂストンユーザーのランキング上位チームはハンディウエイトが嵩んで今後苦しい状況となって来ます。ライバルメーカーも肉薄して来ています。シーズンの中盤に入ってきて、なお一層厳しい状況の中でも頑張りたいと思います」


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