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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.05.27 10:37
更新日: 2017.05.27 10:40

関口雄飛 スーパーGT第3戦オートポリス レースレポート

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スーパーGT | 関口雄飛 スーパーGT第3戦オートポリス レースレポート

関口雄飛 PRESS RELEASE

2017年5月22日

2017年スーパーGT第3戦「SUPER GT in KYUSYU 300km」で、LEXUS TEAM WedsSport BANDOHは連続入賞記録を21戦へ更新!
荒れたレースを戦い抜き、関口雄飛と国本雄資が8位フィニッシュ!!

 トヨタ、ニッサン、ホンダの各メーカーがニューマシンを投入し、新時代を迎えた 2017年のスーパーGT第 3戦が、2年ぶりの開催となる熊本県、オートポリスインターナショナルサーキットにて5月20〜21日に開催されました。

 いつものようにチームより一足先にサーキット入りした関口雄飛は、ヨコハマタイヤと相性のいいテクニカルなこのサーキットには自信を秘めていました。

 土曜日のフリー走行は、晴れ。まずは関口雄飛がステアリングを握ってコースインです。特に不安要素はなく、6周目に1分36秒311で4番手タイムをマークしました。セットアップを煮詰めつつ、タイヤの確認作業も並行して行なっていきます。

 前回のレースでは、国本雄資選手がWEC参戦のために欠場していましたが、今回からはレギュラーメンバーとして復帰。関口雄飛からマシンを受け渡されると、いつものように颯爽とマシンに乗り込み、さらにセットアップを煮詰めます。最終的には13番手となりましたが、予選に向けての課題を発見することができ、チームは午後の予選に向けてエンジニアを中心に作業を進めました。

 予選Q1、アタッカーは関口雄飛。開始7分を過ぎたあたりで、LEXUS勢の中では真っ先にコースイン。タイヤを温め、アタックに突入しました。まずは4番手となる1分36秒025をマークしたのですが、その直後にコースを飛び出し、クラッシュした車両が出たため黄旗が提示され、それ以上にタイムアップすることなく予選を終えた関口雄飛は、最終的に予選10番手に沈み、久しぶりのQ1敗退という苦渋をなめる結果となりました。

 日曜日、決勝当日。天候は快晴ですが、レースはスタート前から波乱の様相を呈していました。スタート前に行なわれる20分間のウォームアップ走行では、関口雄飛がいきなり3周目にトップタイムをマーク。4周目には1分37秒999へとタイムを更新し、国本雄資選手と交代。気温24.8℃、路面温度38℃と、予選日よりはやや雲が多いコンディションとなったなか、順調に3番手でフリー走行を終えました。

 一方でコース上にストップしてしまう車両もあり、結果的にGT500クラスは19号車の後方2台がピットスタートとなり、スタートドライバーの関口雄飛はプレッシャーを感じることなく、決勝レースに挑みました。

 好スタートを決めた関口雄飛はポジションをキープ。タイヤを温め上位進出を狙ったところ、4周目に単独スピンしたGT500のマシンにGT300車両がクラッシュし、さらに1台のマシンが接触し、車両回収のためにセーフティカーが導入されました。

WedsSport ADVAN LC500
WedsSport ADVAN LC500

 14周目にレースが再開され、再びレースモードに突入した関口雄飛は、前後のマシンと激しい攻防戦を展開しながらレース前半を着実に走りきり、31周目に10番手のままピットに滑り込み、国本雄資選手へと交代。迅速なピットワークもあって12番手でレースに復帰すると、35周目に19号車は10位へとポジションアップ。

 その後、安定したペースで周回を重ねた国本雄資選手は、上位陣の接触やコースアウトという波乱もあってポジションをあげ、最終的に8位でチェッカーを受けました。LEXUS勢は開幕3連勝。19号車は連続ポイント獲得記録を21戦へと伸ばし、その安定したチームワークとドライバーのレベルの高さを証明することとなりました。

 坂東正敬監督は、「今日のレースは主役ではなかったのが残念ですが、見ていて楽しいレースでした。トップとの差はだいたい42秒、2位との差は16秒。僕らが今持っているなりの全力を出し尽くした結果が8位でしたが、逆を言うと色々な足りないものを学んだレースでした」と語りました。

 国本雄資選手も「今日は厳しいペースのレースでしたが、予選10位から8位という結果は嬉しいです。今日、しっかり戦えたことで、夏のレースに向けて良いデータが取れたと思います」と語ってくれました。

■関口雄飛のコメント

「8位完走、21戦連続ポイント獲得ができました。今日は自分がスタートし、セーフティカーが介入されたり、クラッシュが続出したりと荒れたレースでしたが、そのなかでもしっかりと走ってゴールすることが出来ました」

「ピットインの時もラインのギリギリまで全開でいって、インラップでのタイムロスを極限まで縮めたりと、ドライバーとしてもできる限りの努力はすべてしましたし、ベストラップは悪くなかったのですが、連続周回するうちに上位との差がついてしまったことが、今後の課題です」

「そのなかでも8位でゴールできたのは、みんなが頑張った100%以上の結果です。菅生までにタイヤテストが4回あるので、いいタイヤをもう一度見つけ、菅生はいちからやり直す気持ちで頑張りたいと思います。応援ありがとうございました」


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