レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.07.25 10:39
更新日: 2017.07.25 10:41

LEXUS TEAM SARD 2017スーパーGT第4戦SUGO レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | LEXUS TEAM SARD 2017スーパーGT第4戦SUGO レースレポート

DENSO KOBELCO SARD LC500
第4戦SUGO、今季待望の初優勝を劇的に飾る!

2017 スーパーGT 第4戦「SUGO GT 300km RACE」(7/22~23)
スポーツランドSUGO(1周3.704km)
入場者数:予選9600名、決勝2万6200名 合計3万5800名

 7月23日(日)、スーパーGT第4戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝が行われ、不退転の覚悟で4列目7番グリッドから勝利を目指していったDENSO KOBELCO SARD LC500は、スタートを担当したヘイキがスタート直後の1コーナーで2台を抜き去り5位に浮上。
 
 トップ集団の中で前に食らい付き、1回目のセーフィティカー(SC)導入後の16周目には4位に浮上。29周目には16号車を仕留めて3位に浮上する快進撃。
 
 雨が止み路面の水の量がなくなってドライ路面になりつつあった40周を終えピットインをしようとピット進入レーンに減速して向かうと2回目のSC導入表示される不運。規則によりピットインができずにステイアウトすると、この隙に2台に抜かれふたたび5位に。
 
 その後2回目SC解除時のピットインでの混雑を避けて解除次周47周を終えピットイン。ヘイキの素晴らしいインラップの走りと素早いピットワークでこれまでピットインした車両のトップとなる5位で復帰する好戦略を見せた。
 
 そのピットアウト時になんと目の前で3回目のSC導入となる波乱。このタイミングでのSC導入で、ステイアウトし続けたトップの100号車にラップダウンされずに戦列復帰していたため、ピットインした車両の中で同一周は46号車のみと一騎打ちの様相となった。
 
 3回目SC解除時に4位までの車両がピットイン。ここでトップに立った平手が好ダッシュを決めて一時2位46号車に6秒ものマージンを築くも、残り数周でペースが上がらず。

優勝した平手晃平とヘイキ・コバライネン
優勝した平手晃平とヘイキ・コバライネン

 
 運命のファイナルラップで46号車と肉弾戦となり、雨がふたたび降り出したSPコーナーで両車コースオフ。立ち上がりでもつれ合い態勢が崩れるほどのドックファイトで、激しくもクリーンなトップの奪い合いを演じた。
 
 悪夢再来かと思われたが、ここでなんとか意地で持ちこたえた平手がトップチェッカー。今季待望の初勝利を劇的に飾った。
 
 ドライバーポイントは20点獲得(計35点)、チームポイントでは23点を獲得(計45点)し、ランキング4位に浮上した。ランキングトップ奪回を狙う次の第5戦は、8月5日(土)~6日(日)に富士スピードウェイで行われる。

■公式練習走行


関連のニュース