19周目にはWedsSportが8番手カルソニックにストレートでイン側から並び掛かるが、カルソニックはストレート後半で速度が伸びる。モニターの表示ではWedsSport 291km/hに対して、カルソニックが295km/hと、GT-Rのバージョン2エンジンのパフォーマンスの高さが証明される形に。
レースも1/3を過ぎた23周目になると、6番手のKEIHINがピットイン。タイヤ交換、ドライバーチェンジを行うと、ここからピットに入るマシンが続いていく。
KEIHINがピットインしている最中、コース上では5番手のZENTが4番手のフォーラムエンジニアリングとバトル。しかし、フォーラムエンジニアリングはストレートが速く、ZENTはストレートで並び掛かるも、1コーナーの進入の時には前を奪われてしまう。
そこでZENT立川はヘアピンなどで技を見せ、最終コーナーの立ち上がりを小さく周り、クリップの時点でフォーラムエンジニアリングのJ-P.デ・オリベイラに並び、サイド・バイ・サイドのままストレートを立ち上がる。2台は接触ギリギリの距離を守りながらストレートエンドまで並走し、インのZENTが4番手の浮上した。
25周目にはEpson Modulo NSX-GT、KeePer TOM’S LC500がピットイン。
27周目にはペースのよいZENTが3番手auを捉え、1コーナーでパス。auはソフト目タイヤ、ZENTはミディアム方向のタイヤを選んでいたようで、auはタイヤのグリップが厳しくなってきたものと考えられる。
auはその後すぐとなる29周目にピットイン。モニター上の制止時間39.0秒で作業を終えるが、再スタートの際、エンジンがストールした模様で動き出しでロスがあった。