レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.08.10 23:17
更新日: 2017.08.10 23:25

水瀬きいの突撃インタビュー! vol.8 祝優勝! 野尻智紀選手

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | 水瀬きいの突撃インタビュー! vol.8 祝優勝! 野尻智紀選手

■野尻智紀流・休日の過ごし方は!?

Kii:スーパーGTのチームメイトである、小林崇志選手とはどんな関係ですか?
TN:
そんなに関係してないですかね(笑)。

Kii:えっと、関係ないってコトですか? でも今日一緒に来ましたよね?
TN:
来ましたよ。三島まで僕が迎えにいきました。パシリです(笑)。小林さんがふたつ上で先輩ですからね。

Kii:ふだんゴハン食べに行ったりしないんですか?
TN:
小林さんはふだん広島在住ですからね。僕は都内ですし。

Kii:そっか! え〜と、では最近のマイブームを教えて下さい。
TN:
何かあったんですけどね〜。こないだ、「コレがマイブームだ!」と思ったものがあったんですけど、忘れちゃいました。でも、趣味ってあまりないタイプなんですよね。

Kii:休日とか何してるんですか?
TN:
引きこもりでしょ。引きこもりこそ最高の休日の過ごし方です(笑)。テレビずっと観たりとか。

Kii:きいと一緒ですね! きいは電気もつけずにボーッとしてます。
TN:
あ〜、分かります。レースがダメだったときとか自分もそうです。

終盤は笑いありながらのインタビューになりました。

Kii:では続いて。中山雄一さんとの関係を教えて下さい。スカラシップも別(野尻選手はホンダ、中山選手はトヨタ)ですが、なぜだかいつも一緒にいますよね?
TN:
カートのときから、雄一は年代は少し下なんですが、ずっと知っていたんですよ。それにFCJ時代からずっと一緒なんです。FCJからF3-N、F3に乗るのも一緒で、スーパーフォーミュラにステップアップしたのも一緒。そうしているうちに仲良くなった感じですね。あと雄一はすごく人がいいんです。僕、あまり周囲と関わらないタイプなので、ふだん良く会うのは雄一と、あと富田くん(富田竜一郎)ですね。基本、人のいいタイプと一緒にいたいんです。

Kii:じゃあ、きいも一緒にいられますね。
TN:
そうね。人いいもんね(棒)。

Kii:えーと(汗)、では最後に、今季の目標を教えてください!
TN:
今季スーパーGTでは毎回ホンダのなかでいちばん速いですし、ポールポジションも獲ることができた。速さというものをみせられているので、このまま最後までいきたいです。欲を言えば、今回(第5戦富士)もポールを獲りたいし、何度かポールを獲りたいです。あとはレースの結果ももちろん出したいし、出さないといけないですよね。スーパーフォーミュラは、まだまだ結果を出すだけの基盤がないので、エンジニアと密にコミュニケーションをとってやらないといけないですね。いつまでもセルモに勝たせているわけにもいかないし、ホンダ勢の強さもみせたいと思っています。

ARTA NSX-GTの野尻智紀(左)と小林崇志(右)ARTA NSX-GTの野尻智紀(左)と小林崇志(右)
ARTA NSX-GTの野尻智紀(左)と小林崇志(右)

<編集部から>
というわけで、のっけから変な空気が流れたこの対談。しかし写真からも伝わるとおり、やっと打ち解けてくれて、野尻選手も「楽しかったです!」と言ってくださったので、まあ成功というところでしょう。そして最後の宣言どおり、富士ではポールポジション獲得〜そして見事優勝。有言実行を果たしてくれました。

野尻智紀

1989年9月15日茨城県生まれ。レーシングカートで世界的に活躍し、2008年にSRS-Fを首席で卒業。フォーミュラチャレンジ・ジャパンを経て、2011年から3年間全日本F3を戦った。2013年にはスーパーGT300クラスでARTA CR-Z GTをドライブしデビュー。14年にはスーパーフォーミュラ参戦を果たし、デビューイヤーで勝利を飾った。


関連のニュース