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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.08.16 13:39
更新日: 2017.08.16 14:07

30号車TOYOTA PRIUS apr GT 2017スーパーGT第5戦富士 レースレポート

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スーパーGT | 30号車TOYOTA PRIUS apr GT 2017スーパーGT第5戦富士 レースレポート

2017 AUTOBACS SUPER GT ROUND 5 FUJI GT 300KM RACE
開催地:富士スピードウェイ(静岡県)/4.563km

8月5日(予選)
天候:曇り コースコンディション:ドライ
観客数:2万1600人

8月6日(決勝)
天候:晴れ コースコンディション:ドライ
観客数:3万3500人

永井選手の成長著しく、予選は9番手を獲得するも、またしても決勝ではトラブルが……

 富士スピードウェイを舞台に、スーパーGTシリーズの第5戦、「FUJI GT 300km RACE」が8月5~6日に開催された。
 
 全8戦での開催が予定されるシリーズに、今年もaprは2台のトヨタ・プリウスZVW51を走らせ、「#30 TOYOTA PRIUS apr GT」を昨年に引き続き、永井宏明選手と佐々木孝太選手に託すこととなった。

 今年から改められたBoPの影響により、開幕からの3戦は苦戦を強いられていたが、前回のSUGOからエンジン本体へのダメージもあったことからリストリクター径が28.32mm×2から昨年と同じサイズの28.70mm×2への拡大が許されることとなった。
 
 その一方で40kgの追加が命じられたものの、公式練習でのドライバーの評価は上々。前戦は、予選、決勝ともにハイブリッドのシステムエラーに見舞われてしまい、本領を発揮することが許されず。完走という結果だけが残されることになった。

 だからこそ、ドライバーだけでなく、チームの結果に対する渇望感は最高潮に。もちろん、2週間のインターバルにはマシンの入念なチェックが行われ、対策も施されてきた。シリーズ折り返しの富士スピードウェイで、リベンジを誓ったのは言うまでもない。

公式練習 8月5日(土)8:50~10:25

 前回のSUGO、今回の富士、そして次回の鈴鹿は、この時期に、しかも短いスパンで開催されることから「真夏の3連戦」と呼ばれている。サーキット入りしてすぐ誰もが、その表現が正しいことは厳しい暑さから気づいたに違いない。

 土曜日早朝に行われた公式練習は、もちろんドライコンディションでのスタートとなった。最初に「#30 TOYOTA PRIUS apr GT」に乗り込んだのは佐々木選手。

TOYOTA PRIUS apr GT 2017スーパーGT第5戦富士
TOYOTA PRIUS apr GT 2017スーパーGT第5戦富士

 
 いつものようにセッション開始と同時にアウト~インを行なって、最初のチェックを実施して10分ほどピットでの作業が行われた後、いよいよ本格的な走行が開始される。
 
 いきなり連続周回に入った佐々木選手は、ラップを重ねるごとタイムを上げていって、やがてその時点で2番手となる1分39秒158をマークしてピットイン。その後も周回を重ねていって1分39秒を連発しているあたり、仕上がりは上々のようだ。

 ほぼ45分を経過したところで佐々木選手はピットに戻り、その5分後からは永井選手の走行に。そこからGT300の単独走行帯を間近に控えたタイミングまで、永井選手のピットストップは1回だけ、しかも5分ほどでまたコースに戻るあたり、一切トラブルにも見舞われていないのは明らかである。
 
 その間に記した永井選手のベストタイムは1分40秒579。単独走行帯ではラスト2分で赤旗が出され、その時点で終了となったものの、きっちり1分41秒台で走行を重ねていた。

 そのあと行われたサーキットサファリには、佐々木選手がふたたび「#30 TOYOTA PRIUS apr GT」に乗り込み、最終チェックも無事完了することとなった。


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