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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.09.15 10:35
更新日: 2017.11.09 12:45

トムス監修の”レースで使える”高機能ウオッチ最新作、エディフィスEQB-800開発物語

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スーパーGT | トムス監修の”レースで使える”高機能ウオッチ最新作、エディフィスEQB-800開発物語

 8月10日にカシオ計算機から発売された高機能ウオッチ『EDIFICE(エディフィス)』シリーズ、『レースラップクロノグラフEQB-800』。このEQB-800は、スーパーGTに参戦中のLEXUS TEAM au TOM’SとLEXUS TEAM KeePer TOM’Sが開発段階においてアドバイスを行い、モータースポーツの現場でも役立つ機能と、モータスポーツスピリッツをデザインで表現したモデルだ。今回はLEXUS TEAM KeePer TOM’Sの関谷正徳監督と平川亮が監修をしたEQB-800の魅力について語った。

TOM’Sの監修を経て開発されたCASIO EDIFICE EQB-800

 腕時計に求める機能ついて関谷監督と平川ふたりが口をそろえるのは『時間の正確さ』だ。レースの現場は時間にとてもシビア。ラップタイムはもちろん、次のセッションまでの時間や進行管理など、1秒のズレも許されない。

現在ランキング2位のKeePer TOM’S LC500。ミラーカバーにEDIFICEのロゴが入る

「EQB-800のいいところはなんといっても時間が正確なところです」と語るのは関谷監督。「『ピット作業3分前』や『ゲートオープンまであと何分』といった時間を、秒単位でチーム内で共有できることはとても大事です。瞬間的にスタッフ全員が動けないといけないし、時間が正確なことはメカニックにとって、すごく重要なんです」

 同様に平川も「EQB-800は見やすいし、時間が正確ですよね。僕の感覚では1週間に1回くらいブルートゥース機能で時計を合わせれば正確なままですので(実際にはEQB-800は1日に4回、時刻を自動修正)、信頼性があります」とEQB-800に寄せる信頼を感じさせた。

 EQB-800にはスマートフォンの専用アプリ『CASIO WATCH+』でブルートゥースと連携する『スマートフォンリンク機能』がついており、定期的にスマートフォンと自動接続、時刻が修正され、常時正確な時刻が表示されるようになっている。

専用アプリでは世界300都市以上を網羅し、アプリ画面でワールドタイムの設定やホームタイムとの入換が簡単に操作できる。

 また、スマートフォンの専用アプリ上で約300都市からタップすればその時刻を表示できるというワールドタイム設定機能が搭載され、世界中どこでも正確な時間を把握することが可能だし、面倒な時刻合わせがスマートフォンでできるのも便利だ。海外のレース、ヨーロッパ・ル・マンシリーズにも参戦する平川はこれまでエディフィスシリーズをヨーロッパに着けて行き、その利便性を感じることができたという。

「自分が今いる都市をスマートフォンでタップして送信すれば、時差も日付も簡単に設定できます。海外にいる時、特にレースウイークでこの機能は重宝していますよ」と平川。

KeePer TOM’S LC500のエースドライバー、平川亮。右腕のレーシンググローブにはEDIFICEのイラストが入る

 そして、TOM’Sチームが監修したEQB-800に新たに搭載された機能が『ターゲットタイムインジケーター』だ。これは、レースの現場に携わるメカニックから出た要望が反映されたものだと言えるだろう。

「今回は、メカニックが現場で使えるような要望を出しました」と関谷監督。「セッション中、周回しているクルマがどのタイミングでホームストレートに戻ってくるか腕時計で知らせてくれる機能があるとうれしいので、そのような機能をリクエストしました」

KeePer TOM’S LC500の関谷正徳監督。「デザインがいいよね」と、幅広い年齢層にEDIFICEは受け入れられる


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