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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.10.10 16:13

スーパーGT:アウディジャパン 2017年第7戦タイ レースレポート

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スーパーGT | スーパーGT:アウディジャパン 2017年第7戦タイ レースレポート

Audi Team Hitotsuyama

一ツ山亮次チーム代表のコメント
「今回ダンロップタイヤと雨の相性がいいことはわかっていました。ただ、予選Q1をリチャード選手が素晴らしいアタックで1位通過して、さらに柳田選手がニュータイヤに履き替えて最終ラップで2位を1秒以上も突き放すタイムでポールポジションという、想像以上の結果になりました」

「マシンだけじゃなく、タイヤはもちろんドライバーの腕がモノを言う難しい状況でこの結果が得られたことは、本当にうれしかったですね。決勝は、ドライの路面では1位をキープするのが厳しいかもしれないとは思っていました」

「そういう意味でスタート直前のスコールは恵みの雨で、タイヤの選択は難しい場面でしたが、ポールポジションなのでギャンブルをする必要はないと思いレインタイヤを選択しました」

「リチャード選手はトップのまま第1スティントを走り切ってくれましたし、ピットストップもうまくいきました。入賞が確実に見えていただけにこの結果は悔しいです。諦めることなく次のもてぎに向かいます」

リチャード・ライアン選手のコメント
「今シーズンはあまり調子が良くなかっただけに、予選のポールポジションは正直に言うと驚きました。ただ、チームもよくやってくれたし、クルマのバランスはパーフェクトでした。決勝直前の雨も我々にとってはラッキーで、チームの戦略も良かったと思います」

「いいスタートを切ることができ、2位から15秒くらいリードできました。ドライコンディションでは我々のマシンはベストな状態ではなく第2スティントが難しくなることは想像できましたが、上位入賞が見えていただけに完走できなかったことはとても残念です。次のもてぎは昨年優勝したサーキットでもありますし、プッシュし続けます」

柳田 真孝選手のコメント
「予選では実はレインのニュータイヤでホイールに組んでいない状態のものがあり、チームに無理言って、急遽用意してもらったものがうまくハマってポールを獲ることができました」

「チームにとっても初のポールということで、チームとリチャードにお礼とともにおめでとうと言いたいですね。決勝は第2スティントの走りだしから、エンジンが少し重い感じで、クルマのバランスにも違和感を感じていました。今回の結果は本当にとても残念ですが、早く気持ちを切り替えて、もてぎに向かいたいと思います」

Team TAISAN SARD

野田 英樹チーム監督のコメント
「決勝レースは、直前の雨で多少混乱はありましたが、レインタイヤでスタートして第1スティントを最小限の周回で早めにピットインし、後半にタイヤを交換して長めにいく作戦でした」

「しかし、第1スティントでタイムがのびなかったためレインタイヤのアドバンテージを活かせず、ピットストップにも時間がかかりすぎて経験不足が露呈したかたちとなりました。ただ、ノーポイントは想定外ですので、ポイントだけは取ってシーズンを終えたい。諦めず次戦は今年一番の結果を残したいと思います」

山田 真之亮選手のコメント
「予選では雨の中、タイヤとマシンとがうまくマッチしていない印象で、チームもできる限りのことをやってくれましたが苦しい展開になりました。決勝では第2スティントを任されて、自分ではそこそこのペースで走れているのかなと思っていましたが、上位チームのタイムをみるとまだまだ足りないところもあると感じています」

「次のもてぎは、少しのミスが響くサーキットなので、今回のようなミスのないレース展開を目指して、ぜひポイントを狙いたいと思います」

ジェイク・パーソン選手のコメント
「このサーキットはマレーシアのセパンに似た印象です。コース表面はとてもスムース、レイアウトはとてもフラットで、テクニカルな第2セクターが特徴的な、ドライバーにとってファンなサーキットだと思います」

「決勝は直前に突然の雨に降られ難しいコンディションの中でのスタートでしたが、貴重な経験を積むことができました。まだまだ狙ったパフォーマンスが発揮できていないので、そこは改善していきたい。次の最終レースでは、今年のベストリザルトを目指して走りたいと思います」

次戦、SUPER GT第8戦は、11月11日(土)~12日(日)、栃木県のツインリンクもてぎにて開催予定です。


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