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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.10.16 11:29

スーパーGT:30号車TOYOTA PRIUS apr GT 2017年第7戦タイ レースレポート

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スーパーGT | スーパーGT:30号車TOYOTA PRIUS apr GT 2017年第7戦タイ レースレポート

2017 AUTOBACS SUPER GT ROUND 7
チャーンインターナショナルサーキット

開催地:チャーンインターナショナルサーキット(タイ・ブリーラム県)/4.554km
10月7日(予選)天候:曇りのち雨
コースコンディション:ウェット
観客数:1万5881人

10月8日(決勝)天候:雨のち晴れ
コースコンディション:ウェット~ドライ
観客数:2万6376人

永井選手にとって2度目の海外レース、しっかりポイントを獲得し、より経験値を高める!

 タイのチャーンインターナショルサーキットを舞台に、スーパーGTシリーズの第7戦、『Chang SUPER GTRACE』が10月7~8日に開催された。全8戦での開催が予定されるシリーズに、今年もaprは2台のトヨタプリウスZVW51を走らせ、『#30 TOYOTA PRIUS apr GT』を昨年に引き続き、永井宏明選手と佐々木孝
太選手に託すこととなった。

 年に一度のアジアラウンドが、タイで開催されるようになって今年で4回目。戦いの舞台である、チャーンサーキット最大の特徴は、コースの前半部分と後半部分の性格がまったく異なることだ。前半は極端に言えば、3本のストレートをほぼ直角のコーナーとヘアピンで結ぶハイスピードセクション。

 しかし、これを過ぎた後半は中速から高速コーナーが巧みに組み合わされた、超テクニカルセクションなのだ。一見すると、ストレートパフォーマンスに優れる車両が有利だと思われるが、実際にはフルブレーキングを要する区間が少ないことから、コーナリングマシンの方が圧倒的に有利とされ、実際に昨年はマザーシャシーによって、ポール・トゥ・ウィンが飾られている。

 なお当初より蓄電装置である、リチウムイオンバッテリーの海外持ち出しが禁止されているため、『#30 TOYOTA PRIUS apr GT』は、このアジアラウンドにはハイブリッドシステムを外して挑む予定だったが、その部分にトラブルが相次いだことから、ラスト3戦を非搭載で戦うことに。

 前回のレースは駆動系トラブルでリタイアを喫したが、鈴鹿1000kmという長丁場の大半を走り続けたことで、ハイブリッド非搭載状態のデータは、これまでになく蓄積されていた。


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