2017年のスーパーGTは11月11日、ツインリンクもてぎで第8戦の公式練習が行われ、スーパーGT500クラスはKeePer TOM’S LC500がトップタイムを記録した。GT300クラスはグッドスマイル 初音ミク AMGが最速だった。
2017年シーズン最終戦を迎えたスーパーGT。舞台となるのは例年同様、栃木県にあるツインリンクもてぎだ。サーキット上空には薄雲が広がっているが、ドライコンディションのなか、公式練習は定刻の8時45分にスタートした。
セッション開始直後にアールキューズ SLS AMG GT3がコースオフしてグラベルでストップ。身動きが取れなくなったため赤旗が掲示された。その後アールキューズ SLSはマーシャルの助けも借りてコースへ復帰したため、セッションは8時53分に再開されている。
その後、セッションは順調に推移。GT500はMOTUL AUTECH GT-Rが1分38秒304で暫定トップにつけ、2番手にカルソニック IMPUL GT-Rが続き、ニッサンGT-R勢がワン・ツーを築くが、直後にRAYBRIG NSX-GTが1分38秒129でトップを奪っていく。
GT300クラスはポイントリーダーの初音ミクAMGとHitotsuyama Audi R8 LMSがタイムシートの上位を争う格好に。3番手にVivaC 86 MCが続いた。
スタートから35分が経過した9時22分ごろ、ランキング首位につけるKeePer TOM’S LC500が1分37秒台に突入して総合トップに浮上。タイトル獲得へ盤石な走りを見せる。
そのあともクラッシュなどはなく、各チームとも順調に周回。セッション残り1時間を切った時点ではKeePer LC500、WAKO’S 4CR LC500、RAYBRIG NSXというトップ3。4番手にフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R、5番手にZENT CERUMO LC500と続く。
GT300はARTA BMW M6 GT3がトップに浮上し、2番手にHitotsuyama Audi、3番手には初音ミクAMGというオーダーとなった。