『オール・ホンダ・ライダーズ・エキシビジョン』では、各カテゴリーのライダーたちが共演。トライアルライダー、モトクロスライダーがスーパースピードウェイで迫力のパフォーマンスを披露する。その後、MotoGPに参戦するマルケスとダニ・ペドロサ、全日本ロードレース選手権に参戦する秋吉耕佑、清成龍一たちが合流し、カテゴリーの枠を超えた共演で会場を沸かせた。なお、この日走行を予定していた高橋巧は負傷により走行はなくなった。
『スーパーGT&スーパーフォーミュラ・ファイナルバトル』では本番さながらのレースが展開。最初に行われたスーパーGTのレースでは、GT500クラスに参戦する5台のNSX-GTに加え、2018年型エアロを装着したと思われる99号車のNSX-GTも登場。99号車はストフェル・バンドーンとジェンソン・バトンのコンビが走らせた。レースはくじ引きで最後尾からのスタートとなったRAYBRIG NSX-GTの山本尚貴/伊沢拓也組がトップでチェッカーを受けた。
スーパーフォーミュラのレースでは4台のSF14が登場。松下信治、ナレイン・カーティケヤン、野尻智紀、ピエール・ガスリーが参加。レースは、野尻のマシントラブルにより3台で争われ、くじ引きでポールポジションを獲得した松下信治が独走でポール・トゥ・ウィンを飾った。
プログラム終盤は、2017年シーズンにチャンピオン獲得したドライバー・ライダーによるウイナーズパレードを実施。琢磨、マルケス、水野涼、伊達悠太、山本鯨、小川友幸の5人がスーパースピードウェイを周回。パレードの最後にはNSX-GT、SF14などのマシンが集結し、会場にホンダのエンジンサウンドを響かせ、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。