1月14日、『東京オートサロン2018』で『東京国際カスタムカーコンテスト』の受賞車両が発表。コンセプトカー部門の最優秀賞にTOYOTA GAZOO RacingのGRスーパースポーツコンセプト、セダン部門の最優秀賞にホシノインパルのIMPUL 651Sが輝いた。
東京国際カスタムカーコンテストは東京オートサロンのイベントのひとつ。会期中の12日、13日にかけて専用展示スペース、ブース内での展示の車両を対象に、来場者の投票によって決定される。ただし、レーシングマシンと過去の参加車両は除外し、8部門で各優秀賞2台、最優秀賞1台の合計24台が選出となる。
東京オートサロンの最終日にはこのコンテストの各賞が発表され、コンセプトカー部門における最優秀賞には、TOYOTA GAZOO RacingのGRスーパースポーツコンセプトが輝いた。
GRスーパースポーツコンセプトは東京オートサロン初日に発表されたコンセプトモデル。ル・マン・プロトタイプカーを彷彿とさせる風貌を持ち、内部構造はトヨタのLMP1カー、トヨタTS050ハイブリッドと同じパーツでほぼ構成されている。エンジンは高効率V6ツインターボ、トヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング(THS-R)なども搭載された一台だ。
今回の受賞にあたり、トヨタ自動車の豊田章男社長は「この度、そのカスタマイズの祭りを楽しみに来ていただいている来場者のみなさまから、ご指示をいただき、受賞させていただいたと聞き、本当にうれしく、感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びのコメントを発表した。
「もともとカスタマイズショップやチューナーのお祭りであったオートサロン。彼らの軒先を借りて、2011年からGAZOOレーシングとしてオートサロンに参加させていただきました。謙虚な気持ちを忘れず、トヨタが参加するからオートサロンが盛り上がると言ってもらえることを目指して出展を続けてきました」