スーパーGT第5戦富士は7日、富士スピードウェイで66周の決勝レースが行われ、GT300クラスはポールポジションからスタートしたARTA BMW M6 GT3が終盤、Hitotsuyama Audi R8 LMSの猛追を振り切り今季初優勝を果たした。
昨日よりもいっそう強い日差しが降り注いだ富士スピードウェイ。ただし、気温33度、路面温度49度と予選時とほぼ同じコンディションで決勝レースがスタートした。
序盤、トップのARTA M6の高木真一は後続に1.5秒のギャップをつけて順位をキープ。2番手Hitotsuyama Audiの藤井誠暢がそれを追いかける展開となる。
その後ろではJMS LMcorsa 488 GT3都筑 晶裕とSUBARU BRZ R&D SPORT井口卓人による3位争いと、グッドスマイル 初音ミク AMG片岡龍也と31号車TOYOTA PRIUS apr GT嵯峨宏紀の5位争いが白熱していた。
片岡と嵯峨は3周目に入ったところで順位逆転。嵯峨はさらに、BRZ井口にかわされたフェラーリ都築に迫ると、7周目には4番手まで上がっている。