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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.05.30 10:41
更新日: 2018.07.31 12:30

30号車TOYOTA PRIUS apr GT スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーGT | 30号車TOYOTA PRIUS apr GT スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

2018 AUTOBACS SUPERGT
ROUND3鈴鹿サーキット
開催地:鈴鹿サーキット(三重県)/5.807km

5月19日(予選)天候:晴れ
コースコンディション:ドライ 観客数:20,000人
5月20日(決勝)天候:晴れ
コースコンディション:ドライ 観客数:33,000人

ドライバーふたりのホームコースで「三度目の正直」ならず
またも不運に見舞われるも、17位でしっかり完走しチームポイント獲得

 鈴鹿サーキットを舞台に、スーパーGTシリーズの第3戦、『SUZUKAGT300km』が5月19~20日に開催された。全8戦で争われるシリーズに、今シーズンもaprは2台のトヨタ・プリウスZVW51を走らせ、#30 TOYOTA PRIUS apr GTを3年目のタッグとなる、永井宏明選手と佐々木孝太選手に託すこととなった。
 
 オフの間にマレーシア・セパンサーキットで特訓を行い、永井選手のスキルは大幅に向上。また、マシンもしっかり見直されて信頼性も向上した。
 
 ここまでの2戦、まったくメカトラブルを抱えることなく、レースを終えていることから、そのことは間違いないのだが、もうひとつ明らかなのはツキに見放されていること。
 
 岡山国際サーキットの第1戦では予想外の低温から、タイヤのマッチングに最後まで苦しみ、そして富士スピードウェイの第2戦では悪天候で大幅に乱れたスケジュールが発端となって、予選は不発。さらに決勝では度重なる不運に、苦渋を飲まされる羽目となっていた。
 
 しかしながら、シリーズ第3戦の舞台、鈴鹿サーキットは三重県出身の永井選手、佐々木選手ともにホームコース。2本のストレートに高速から低速まで、さまざまなコーナーが組み合わされるレイアウト。ウエイトハンデをまったく背負わずに済む戦いには、大応援団が訪れる予定となっており、間違いなく大活躍としてくれるはずだ。
 

公式練習 5月19日(土)9:00~10:25

 昨年まで夏の終わりに「鈴鹿1000km」として開催されていた、鈴鹿サーキットのスーパーGTは、今年から300kmレースとして5月に、シリーズ第3戦として開催されることとなった。当然、気象的な条件も異なる一方で、4月の公式テストでの入念な走り込みによって、ベースとなるセットが築き上げられていることもあって、今回の公式練習では永井選手がセットアップやタイヤチョイスを担当することとなった。
 
 5回のピットストップを挟んで、実に25周も走行した永井選手は、ピットを離れるたびタイムを伸ばしていき、着実なマシンの仕上がりをアピールしていた。締めとなる最後の周回では、2分2秒621をマークする。
 
 その後に行われたサーキットサファリから佐々木選手の走行となり、バスがピットに戻ったセッション後半には1分59秒868をマークして、予選Q1に向けた最終確認も行うことができた。

30号車TOYOTA PRIUS apr GT
30号車TOYOTA PRIUS apr GT


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