レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.07.05 17:36

TEAM IMPUL 2018スーパーGT第4戦タイ レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | TEAM IMPUL 2018スーパーGT第4戦タイ レースレポート

2018 AUTOBACS SUPER GT Round4
Chang SUPER GT RACE
2018.6.30 Sat~7.1 Sun

接触による手負いのマシンで6位入賞

No.12 カルソニック IMPUL GT-R
佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー

 シリーズ唯一の海外戦が、5度目の開催を迎えたタイのチャン・インターナショナル・サーキットにて開催されました。タイでのレースは例年秋口に行われていましたが、今季は6月~7月にスケジュールが移動となりました。
 
 前戦鈴鹿以来およそ1カ月以上のインターバルを経て久々のレース、現地タイと日本から駆け付けて下さったファンとで大観衆が詰めかけたサーキットは非常に大きな盛り上がりを見せました。

6/30(土)公式予選

天候:晴れ
コース:ドライ
気温/路面温度:Q1開始29度/35度、
気温/路面温度:Q2終了26度/33度
観客動員数:9417人

 予選日は晴天に恵まれ酷暑となりました。ピットウォーク中に、星野一義の71歳の誕生日(1947年7月1日生まれ)と、No.23 MOTUL AUTECH GT-Rの松田次生選手(1979年6月18日生まれ)と今回のレースでスーパーGT参戦100戦目を迎えた、No.11 GAINER TANAX GT-Rの安田裕信選手の3名のお祝いが行われるなど和やかなムード。ところがチャン・インターナショナル・サーキットはタイ特有の天候に翻弄されて、予選開始前に激しいスコールに見舞われました。
 
 短い間ではあったものの、降雨量が多かったため予選開始がディレイとなり15分遅れでスケジュールが進行となりました。GT500クラスの予選Q1は現地時間15時35分に始まりました。

 カルソニック IMPUL GT-RのQ1アタックドライバーは佐々木大樹。雨は上がり、GT300クラスQ1を経てレコードラインは乾いてきてものの、まだコースの所々に水たまりが残っていたため、まずはウエットタイヤを装着してのコースインとなりました。
 
 15度間のQ1、セッション開始とともにGT500クラス全車が一斉にコースイン。少々の水しぶきを巻き上げながらのインラップをこなしていきます。チームによって、様々なタイヤ戦略が交錯する難しい予選Q1となりました。カルソニック IMPUL GT-Rは一旦ピットインし、ドライタイヤに交換し再度コースイン。アタックへと向かっていきます。
 
 残り時間3分を切るところで、佐々木は1分30秒470のタイムをマークしトップへ浮上。その後続々と他車がタイム更新をしていくなか、続けてタイムアタックを敢行します。
 
 翌周には1分28秒283をマークしてふたたびタイミングモニターのトップへと躍り出ます。この時点で残り時間は約30秒。佐々木は最後までアタックを続けてさらにタイムを短縮することに成功。1分27秒015でQ1を堂々トップタイムで通過しました。
 
 マシンがピットへと戻ると、佐々木は破顔一笑の監督、星野一義と固い握手を交わし、Q2担当のヤン・マーデンボローとエンジニアの小河原宏一にマシンの状況を伝え、Q2への準備に入りました。


関連のニュース